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The Place of The Videogamesというサイトの別館的位置付けで、基本的には色々と考えて思いついたことを書くところになります。腰の入ったレビューは本館にありますのでそちらをご覧ください。一部ゲームについては攻略(っぽい)ことも書いています。
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最近『レーシング少女』という小説を読んでいます。

 ラノベっぽいタイトルとは裏腹に、中身はガッチガチのバイク小説です。それを素地にして、少年少女が夢に向かって爆走する青春小説の肉付けをした、非常にエキサイティングな『青春小説』となっています。

 それはバイクの免許を持っておらず、また特に乗ろうとも思わない私でさえグイグイ引き込まれてしまうくらいのものです。遅ればせながら「せめて知識だけでも」と思ってホンダやヤマハの公式ホームページを見たり、過去の『バイクもののレースゲーム』をやった経験を引っ張り出したりと、手持ちのものを総動員しているところです。

 とりあえずタイトルを挙げていくと、生まれて初めてプレイしたのは『スーパーハングオン』でした。その後とある遊園地で前作の『ハングオン』をプレイし、それから『GPライダー』 『マンクスTT』 『スタジアムクロス』 『モーターレイド』 『サイバーサイクルズ』 ……こんなところでしょうか。あとモトクロス系で言えば『エンデューロレーサー』 『モトクロスGO!』なんかもあるかな。

 今日取り上げるのは、『マンクスTT』。実際にプレイしたのは1度しかありませんが、その時に受けた衝撃は今でも忘れられません。

 これは、私が『曲げられなかった』唯一のバイクゲームなんです。


 確かに初代『ハングオン』をプレイした時も、筐体が重すぎて普通のやり方――筐体にまたがった状態で身体を傾ける方法では曲げられませんでしたが、それは『筐体が重い』という理由が分かっていたし、それを解決する方法もありました(筐体の横に立って押したり引いたりした)。それはもうバイクゲームじゃないだろう! というツッコミもあろうかと思いますが、とにかく理由がわかっていたので、いいんです。

 でも、この『マンクスTT』は、どうして曲げられないのか今ひとつ分かりませんでした。

 今になってWikipediaとかを読めば、「全身の体重移動のみを用いてバイクを操縦する」と言う概念がまったくなかったからなのかな、と思いますが、当時はそのことを理解することができず、また『体感』することもできませんでした。それっきり、筐体を見かけるチャンスがなかったのです。


 『バイクは難しい』 

 私の頭の中には、そんなイメージがあります。元々から四輪派だったこともありますが、この『マンクスTT』での経験が、そういうイメージの元になっているのかな、と言う気がします。

 正直なところ最初のプレイがコレで、2回目のプレイをする機会がないまま現在に至るということもあり、ゲームとして『楽しかった』という記憶がありません。だから、もう一度コレをプレイすることがあったら、今度はせめて「ちゃんと曲がれる」くらいの技術は身につけたいなと思っています。そうすれば、きっと彼女らの見ている世界も、ほんの少しは共有できるだろうから。……って、そもそもバイクのゲーム自体、置いているところをあまり見かけませんね。


 * ナムコのリアル系バイクゲーム「500GP」の紹介ページで、正しい曲がり方が写真入で掲載されていました(参照)。……残念ながら、このゲームも一度も見たことがありません。

 ** ここまで書いてきて、ほかにもプレイしたことがあるバイクゲームを思い出した。セガの、ハーレーダビッドソンをモチーフにしたゲームと、あと「ジェットセットラジオ」風マンガシェードのゲームです。ま、どっちもハンドルだけで操作するものですし、そもそも内容がセガらしくド派手でエキサイティングな内容なので、とてもバイクの操縦技術が身につくようなものではありませんが。
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「一度陸に上がった魚は、もう長くは泳げない」とマサキさんは言っていましたが、どうやら私はまだ何とかなるみたいです。
 
 今日、『赤坂ストレート編』を攻略しました。

 それにともない私の愛車も、自然な流れで600馬力に到達。車体もそれを受け止められるよう強化し、ついに基本チューニングが完了しました。600馬力で基本チューニングって言うのも、どうかと思いますが。

 ここまで20連勝ということになっています。一応『初級→中級→上級→超上級』というステップを踏んでいるはずなんですが、まったくの未プレイ・ド素人状態から始めて超上級まで20連勝。『マキシ』の世界と言うのは、随分とお優しいものですね。

  ともあれ……本当に、死ななくてよかったですね、マサキさん……。


 600馬力の我がダブルXは、なかなかよく曲がり、よく走る車です。

 といっても基本的に「湾岸線最高、横羽線腕次第、環状線最悪」の仕様なので、C1でマサキさんの乗る無敵のコーナリングマシン・RX-7を相手に回して走るのはなかなかヒヤヒヤものでした。カーブの曲がり方を失敗してゴツンゴツンとぶつかり、そこを後ろから突っついてもらって巡航速度に引き上げ勝負を再開する。そんな場面も少なくありませんでした。

 それでも、できるだけスピードを落とさないように曲がったり、できるだけ早い段階でハンドルをまっすぐにしたままアクセルを踏み込める体勢を整えるようにしたり。得意ではないC1でもある程度は走れるようになりました。

 今後はチューニングをしてもらった後、コースによってパワー重視とか安定性重視とかを振り分けられるようになるみたいですね。「800馬力でいけるなら、いつでも800馬力でいきたいだろ」と大田サンに言われるかもしれませんが、どうも、そういうセッティングをきちんとやらないと勝てるものも勝てないといいますからね。まあ、ゲームだから仕方がないでしょうね。

 果たして、次は何が出てくるのやら。……原作で言えば、あのモンスターマシンが出てくるのかな……。


 *


 今日、ゲームの世界ではなく現実世界で『Z31』を見ました。

 原作ではあまり扱いがよくありませんでしたが、実はゲームに出てくる車の中で、唯一『実際に乗ったことのある』車なので、思い入れはある意味ダブルXよりもあります。といっても、自分で所有したとか運転したとかではなく、20年以上前に――叔父が運転する車の助手席に乗せてもらった。その程度のものなんですが。

 その叔父も2年前に病気で他界してしまいましたが、白いZ31を見ると、時々あの夏の日を思い出します。実際にゲームで運転するのならGT-RとかFDとか、もっといい車があるのでそちらを選んでしまうでしょうが……でも、いずれはZ31を運転してみたいような、そんな気もします。


『湾岸ミッドナイト』の『ストーリーモード』に思いっきり感動してしまった犬神です。

 これは、まあ、年齢が上がったからというのもあるかもしれません。20代のころも漫画のストーリィに心打たれたものの、30代になった今では私自身も色々な経験をし、色々な見方をできるようになりましたからね。各シリーズのクライマックスでは、思わずジワッとしてしまいます。イシダ先生みたいに、運転しながら泣いてしまうかもしれません。

 いや、これは実際にプレイしなければわからないことだったんですが、漫画の雰囲気がすごく再現されていたんですよね。青空の下でバトルを繰り広げるところはともかく、イシダ先生のところだと、「アンタには一瞬でもこーゆう時があったかい」から始まるモノローグのあたりですね。一瞬ドライブゲームから離れて漫画のカットをあわせた演出が入り、やがて戻って来たときには、イシダ先生の叫びが運転中の私に飛び込んできます。

オレはまちがっていたのか
オレが手にしたかった ものはこんな惨めな気持ちだったのか
教えてくれ 悪魔のZ――――ッ

 「……イシダの走りがゆれている」と北見サンが言っていましたが、私も涙が出そうでした。「いいから、早く病院に行ってください!」と言いたくなりました(原作ではガンを患っていて、運転中に吐血するくらい進行している)。


 そして昨日は「とびきりのGT-R」編をクリアしました。

 金と手間をかけなければチューンドカーはできませんから、作中の人物は何かしらを犠牲にしてこの世界に来ているわけですが、この「平本」ほど人生をかけた男はいないんじゃないでしょうか。奥さんと二人で新生活を始めるために貯めていた金を使い、それにともない別居生活に突入。勤め先の工場からは疎んじられ、自業自得とはいえ悲壮感がとびきりです。

 そして完成した平本のスカイラインGT-Rは、メカをいたわる彼らしくロールケージなどの補強ナシで、リアスポイラーも控えめなものでした。それでも300キロオーバーの速度域までグイーッと加速していく素晴らしい一台でした。原作に出てきたマシンの中では、一番好きな車です。

 ……ただ、車の方が300キロ出せる性能を有していても、300キロの領域まで持っていくのは人間ですからね。『一瞬でも迷ったら最高速は出せない』とは原作のセリフですが、まさにそうでした。ギリギリの領域で平本の脳裏によぎったのは、妻とまだ見ぬ子どものことでした。

 『3250グラム 元気な男の子です』 平本サン・・・・
 『子どもが生まれるのよ 洸一・・・・』 平本サン・・・・
 『さ よ な ら ・・・・』          ひらも・・・・・・((ノД`)・゜・。

 そして平本サンはアクセルを戻し、一気にスローダウン。反対に完全復活したアキオのS30は超スピードで光のかなたへ。「これ以上追っても仕方がない」といって、いつの間にか合流していたブラックバードの島先生もどこかに消え、何となく私はクリアしたという次第です。

 「・・・・抜いちまったよ アクセル」


 かくして新しい称号『湾岸レーサー』を得た私。どうやらここに来て、当初持っていた「どうせゲームだから」という思いが変わってきたような気がします。別に誰かに勝ちたいとか、ヘンテコな外装パーツを取り付けたいとか、そういうことは思わないのですが……もっとこの車(ダブルX)で走りたいし、この車のことをわかりたい。そういう思いはあります。それを教えてくれる人がいるのなら、もうしばらくやろうかな。そう考えるようになってきたのです。
湾岸マキシ、なんだかんだで結構やっています。

 ある程度プレイしてわかったことは、100円でライバル1人だけとしか走れない代わりに、結構長い時間走るのだな、ということです。前作は時間制限+気力ゲージでの勝負ですから、結構短期決戦になっていたのですが、こちらはちゃんと最後の最後までわからないというわけで。こうしてみると、確かにマキシも面白いですね。

 ま、それもこれも私が大好きな『セリカXX』で走れるからなんですけどね。もうバトルの勝ち負けとかには興味なくて、ただこのセリカで走りたいだけ、と。


 ところでこの車、なかなか扱いが大変です。

 元々FR車がそういう性能なのかもしれませんが、なんかセガの『頭文字D』なのかってくらい派手にドリフトしてしまうんですよね。直進安定性がなくて、しっかりハンドルを握って微調整しないと、まっすぐ走ることさえ大変です。たぶん、これがGT-Rとかランエボとかだったら、もっとビタッと安定して走れるんでしょうが……。

 そういうわけで第1段階の『ターボ取り付け』はともかくとして、基本的にはハンドリングチューン先行で育てていくことに。確かに足回りをチューニングしていくとカーブを曲がる時も安定するような気がします。キキキーッというスキール音が早めに止まるというか。

 そうやって足回りをしっかりと固めてから、エンジンの出力を上げていく、と。……ほう、今回は全般的に北見サンがやってくれるんですね。時々「北見人脈」で色々な専門家(コンピュータ、タービン、タイヤなど)を連れてきて一緒にチューンすることはあるものの、ここまで手をかけてくれるなんて作中でもそうそういませんでしたから、ついその気になってしまいます。


 そんなわけで、80年代に北見サンがこの車をチューンしていた時に言っていた最終目標の500馬力を超えて、530馬力になりました。個人的には500馬力で十分だと思うんですが、それだとメーター読みで280キロくらいまでしか出ないのでね。そうなればパワーをもっと上乗せするしかないでしょう。

 正直なところ800馬力とか、そういう数字上のスペックには興味がないのですが……まあ、300キロという大台に乗せるためには、そうするしかないのでしょう。行くところまで行くしかないんでしょう。
このところ断続的に『メタルギア』シリーズをやりました。

 兄者がシリーズ最新作? の『ピースウォーカー』をメチャクチャやりこんでおり、私にもやるよう薦めてきたので、やってみた次第です。以前に兄者が買った20年パックをはるばる宇都宮から送りつけてきたのです。

 一応これでも90年代に『メタルギアソリッド』の1作目をクリアしたことはあります。『2』も『3』も、まあ一家言があってやらないわけではなく、なんとなくやらないだけだった……ので、これをいい機会だと思い始めてみました。

 そして、あまりにも規模が大きすぎるストーリィ……自分ひとりの行動ではどうにもならない世界のうねりに呑み込まれ、すっかり精神的に参ってしまった次第です。まだ『ポータブルオプス』が残っていますが、心身ともにこれをプレイする余裕はありません。誰かを殺したり、誰かに裏切られたりするのはもう嫌だ。そんな風に思うようになってしまったのです。

 それでも何とか最後まで戦い抜くことができたのは、ある男が言ったセリフを心の支えにしていたからです。


 「俺達は政府や誰かの道具じゃない。戦うことでしか自分を表現できなかったが、いつも自分の意志で戦ってきた」


 誰が死のうが、誰を殺そうが、誰に裏切られようが、その言葉があったから私は戦いました。そして何とか1964年の戦いに終止符を打ち、今に至ります。


 色々と思うところはあります。それはゲームのことだったり、現実のことだったりします。

 そのすべてをここに書き出そうかと思いましたが、やめました。ここはゲームのことを書くブログですから。

 ただ、確信したことがあります。


 私は戦争が大嫌いな人間になったな、ということです。

 そして、戦士としてはどうしようもないくらい適格を欠いた人間だな、ということです。


 * 後ほど、タイトルごとに個別に記事を書くかもしれません。特にMSX版は非常に面白かったので。


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HN:
いぬがみ
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男性
誕生日:
1981/07/04
自己紹介:
「シューティング好きの一般人」キャリアの割には一向に上手にならない、けれどもシューティングが好きな「雰囲気組」。それ以外にも80年代末~90年代のアーケードゲーム全般が好き(パズル、格闘ゲームは苦手)。
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