The Place of The Videogamesというサイトの別館的位置付けで、基本的には色々と考えて思いついたことを書くところになります。腰の入ったレビューは本館にありますのでそちらをご覧ください。一部ゲームについては攻略(っぽい)ことも書いています。
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『湾岸ミッドナイト』の『ストーリーモード』に思いっきり感動してしまった犬神です。
これは、まあ、年齢が上がったからというのもあるかもしれません。20代のころも漫画のストーリィに心打たれたものの、30代になった今では私自身も色々な経験をし、色々な見方をできるようになりましたからね。各シリーズのクライマックスでは、思わずジワッとしてしまいます。イシダ先生みたいに、運転しながら泣いてしまうかもしれません。 いや、これは実際にプレイしなければわからないことだったんですが、漫画の雰囲気がすごく再現されていたんですよね。青空の下でバトルを繰り広げるところはともかく、イシダ先生のところだと、「アンタには一瞬でもこーゆう時があったかい」から始まるモノローグのあたりですね。一瞬ドライブゲームから離れて漫画のカットをあわせた演出が入り、やがて戻って来たときには、イシダ先生の叫びが運転中の私に飛び込んできます。 オレはまちがっていたのか オレが手にしたかった ものはこんな惨めな気持ちだったのか 教えてくれ 悪魔のZ――――ッ 「……イシダの走りがゆれている」と北見サンが言っていましたが、私も涙が出そうでした。「いいから、早く病院に行ってください!」と言いたくなりました(原作ではガンを患っていて、運転中に吐血するくらい進行している)。 そして昨日は「とびきりのGT-R」編をクリアしました。 金と手間をかけなければチューンドカーはできませんから、作中の人物は何かしらを犠牲にしてこの世界に来ているわけですが、この「平本」ほど人生をかけた男はいないんじゃないでしょうか。奥さんと二人で新生活を始めるために貯めていた金を使い、それにともない別居生活に突入。勤め先の工場からは疎んじられ、自業自得とはいえ悲壮感がとびきりです。 そして完成した平本のスカイラインGT-Rは、メカをいたわる彼らしくロールケージなどの補強ナシで、リアスポイラーも控えめなものでした。それでも300キロオーバーの速度域までグイーッと加速していく素晴らしい一台でした。原作に出てきたマシンの中では、一番好きな車です。 ……ただ、車の方が300キロ出せる性能を有していても、300キロの領域まで持っていくのは人間ですからね。『一瞬でも迷ったら最高速は出せない』とは原作のセリフですが、まさにそうでした。ギリギリの領域で平本の脳裏によぎったのは、妻とまだ見ぬ子どものことでした。 『3250グラム 元気な男の子です』 平本サン・・・・ 『子どもが生まれるのよ 洸一・・・・』 平本サン・・・・ 『さ よ な ら ・・・・』 ひらも・・・・・・((ノД`)・゜・。 そして平本サンはアクセルを戻し、一気にスローダウン。反対に完全復活したアキオのS30は超スピードで光のかなたへ。「これ以上追っても仕方がない」といって、いつの間にか合流していたブラックバードの島先生もどこかに消え、何となく私はクリアしたという次第です。 「・・・・抜いちまったよ アクセル」 かくして新しい称号『湾岸レーサー』を得た私。どうやらここに来て、当初持っていた「どうせゲームだから」という思いが変わってきたような気がします。別に誰かに勝ちたいとか、ヘンテコな外装パーツを取り付けたいとか、そういうことは思わないのですが……もっとこの車(ダブルX)で走りたいし、この車のことをわかりたい。そういう思いはあります。それを教えてくれる人がいるのなら、もうしばらくやろうかな。そう考えるようになってきたのです。 PR |
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プロフィール
HN:
いぬがみ
年齢:
43
性別:
男性
誕生日:
1981/07/04
自己紹介:
「シューティング好きの一般人」キャリアの割には一向に上手にならない、けれどもシューティングが好きな「雰囲気組」。それ以外にも80年代末~90年代のアーケードゲーム全般が好き(パズル、格闘ゲームは苦手)。
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