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The Place of The Videogamesというサイトの別館的位置付けで、基本的には色々と考えて思いついたことを書くところになります。腰の入ったレビューは本館にありますのでそちらをご覧ください。一部ゲームについては攻略(っぽい)ことも書いています。
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 ここ数日でネオジオを買ったりなんだりと、ゲームに関するネタには事欠かないのですが、とりあえず少し情緒的な、感傷的な気持ちを整理したいので先にこの話題から書かせていただこうと思います。

 今、当家では『ソウルキャリバー4』が大流行中で、普段あまりこの手のゲームをやらない弟者も毎日バリバリやっているところなのですが…… もちろん犬神も多少はやるのですが……しかしながら、実は犬神が一番好きなのは『キャリバー』シリーズではなくその先代『ソウルエッジ』なのです。

 ヴィジュアル的には、まあ、圧倒的に『キャリバー』の方が上ですが、ちょっと複雑すぎるというのが、ちょっとツラいところ。タイミングよくレバーとボタンを入力すればよりド派手に相手をぶっ飛ばせる……とはいったものの、犬神にはちょっと使いこなせない感じがするのです。

 もっとも、そういったシステム的な部分は使わなきゃ使わないでどうにかなりますが、犬神が相容れないのは全体的な、暗くて深刻で研ぎ澄まされたキャラクタと世界観。

 私が知っている人は大分少なくなって、ほとんどが知らない人なのですが、まあ、たくさんのキャラクタがいますね。しかも、女の子ばっかし。

 とりあえず思いつくのは、くるくる縦ロールの子、首から数珠を下げた子、サムスピの『色』さんみたいなひと(子とはいえない年齢っぽいし)、レイピアを使う子……そしてとどめはオートマタとの噂もあるゴシックでロリータな子と来たもんだコノヤロー! 何なんだこれは! すいませんちょっともう少し……その……いえ、確かにその手の女子は好きなのですが……ここまで山盛りにされると、もう味わう前にウンザリしてしまいます。

 あとは、なんだか世界観もちょっと暗くてなじめません。2~3回くらい世界崩壊しているから? なのかもしれませんが、ごく一部の方を除いて、どいつもこいつもちょっと好きではない方向に深刻ぶっていて、あんまり魅力的ではないのですね。


 で、『ソウルエッジ』なんですが、これなんかは最初だから基本的にそれほど(いい意味で)深くなくて、『よくわからんがソウルエッジという超強い武器があるらしいから、それを探して世界中を旅しよう』と、それぞれの来歴は当然イロイロあるものの、あまり深刻な過去とかがないのでとっつきやすいのですね。

 本のページを追いかけるようにストーリーを進め、ソウルエッジを求めつつ様々な武器を集める『エッジマスターモード』も、増えるのが武器だけなのでわかりやすく、私でもどうにかなるくらいの難易度なのもありがたい。時々、対人戦で使ったらプレイヤー同士がバトルになりかねないインチキな武器もありますが、コンピュータ相手なら遠慮も無用。様々な特徴のある武器を楽しめるので、何度も何度もプレイしてしまいます。

 ただ、あえてこれが一番! と推す理由は、やはり『当時』すごく衝撃を受けたから。それまでも『鉄拳2』のオープニングで痺れるような衝撃を受けていたのですが、これもまた非常にかっこよくて、つい先ほど久々に見てみたもののやはり素敵な感じです。やっぱり、深刻ぶって重厚な雰囲気で戦うのも……それもまたかっこいいのですが…… やはり初代のようにスカッとさわやかコカコーラ、じゃなくて(古いなあ)、希望に満ち溢れたオープニングの方が私は好きです。


 あとは……高校生の頃、同じ部で活動していた、ちょっと気になってる女の子がたまたま『ソウルエッジ』をプレイしていて、そのことで少し話ができたというのもあって……実はそれが、心情的にひいきしてしまう最大の理由なのかもしれません。

 当時は(今でも割とそうですが)女の子と話したかったものの、「どんな話をしていいかわからない」という超オクテというかオタクというか、そういう感じの野郎だったので、たまたま『ソウルエッジ』という単語が出てきた瞬間、腹をすかせた釣り堀の魚の如く食いつきました。

 とはいえ、せっかくのチャンスを見つけながら、結局ほんの少ししか話せず、そのあとは私のバカな失敗によって疎遠になってしまったのですが、もしも、もう少し上手に話ができれば、もう少し違った人生を送っていたかもしれません。ちなみにその子は看護学校に進学したそうですが、今ごろはどこでどうしているのやら。なんて、ほんのちょっとスイート&ビターな話でした。
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「シューティング好きの一般人」キャリアの割には一向に上手にならない、けれどもシューティングが好きな「雰囲気組」。それ以外にも80年代末~90年代のアーケードゲーム全般が好き(パズル、格闘ゲームは苦手)。
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