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The Place of The Videogamesというサイトの別館的位置付けで、基本的には色々と考えて思いついたことを書くところになります。腰の入ったレビューは本館にありますのでそちらをご覧ください。一部ゲームについては攻略(っぽい)ことも書いています。
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……などと梶井基次郎の『檸檬』ふうに切り出してみたのですが、もちろん中身はゲームの話題。今回は『パロディウス』。

 私もまたAC版の『だ!』が初見で、MSX版があるというのはファミコン通信の記事でちょこっと、わずかな写真とともに伝えられたのを覚えているくらいなのでした。

 ただでさえMSXというのは、私にとってはX68000と同格で「お金と知識を持ち合わせたマニア向けの機械」であって(1ケタくらいの年齢の頃)、「非常に魅力的だけど、夢のまた夢のハード」でして。そんな未知の世界で繰り広げられる『パロディウス』ってどんなのだったんだろう、と想像を膨らませることしか出来ませんでした。

 ……ただ、同時に少し『怖い』イメージがありました。

 それというのはやはりカラフルで美麗なAC版『だ!』に比べて、色数も少ないから……だったのだろう、というのは今なら想像もつきますが、当時はただ「怖い」という感情だけ。まあ、先に述べたように「ちょっとマニアな世界だから」という怖さがあったからかもしれませんが。


 その後、インターネットが普及して、たくさん情報が入るようになって、その後のボスやステージの情報なども見る機会が増えました。エミュレータなんていうものも開発され、できる人はWindowsで夢のまた夢と思われていたゲームを実際に遊ぶことができるようになりました。

 私もやる機会があったのでプレイしてみました。

 『グラディウス2』をプレイした時と同じような感動がありました。ある意味、想像通りと言うか。

 MSXというハードを所有できるような人向けの難易度であり、マニアックな笑いがあり。「なんじゃこりゃー」と思うようなインチキくさい個所にコントローラを投げ出すことなく、「やってやろうじゃねぇか~!」と余計にファイトを掻き立てるような人種向けの深さがあったのでした。

 新しい方にはSS版の『極上』までで、そのあとはあまり思い入れがないのですが、逆にひとつ古い方を掘り返してみると、非常に濃厚な味付けが染み付いたものが出てきたな……という晩秋の候でございました。そうそう、FC版も独自のアレンジが施されてるみたいなので、こちらもやってみたいですね。
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