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The Place of The Videogamesというサイトの別館的位置付けで、基本的には色々と考えて思いついたことを書くところになります。腰の入ったレビューは本館にありますのでそちらをご覧ください。一部ゲームについては攻略(っぽい)ことも書いています。
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 本来、このことはさっさと忘れよう、と思ったのですが、忘れよう忘れようと考えているとなんだか気持ちが苦しいので、逆にブログの記事にしてやることにしました。


 というのは、今日買い物のついでにスーパーのゲームコーナーで『ポップンミュージック』に興じた時のこと。演奏している時にも次の順番を待っていると思われる女子中学生たちが視界の隅に入っていたので、ひとしきり演奏を終えてクールに去るぜとばかりにその場を後にしようとしたら、

 「すいませ~ん、すいませ~ん」

 と後ろから声をかけられまして。特に後ろめたいことは何もないながら、にわかに緊張しながら振り返ると、そこにいたのはさっきの女子中学生。

 「今日100円で2クレジットだから、まだ出来ますよ」

 そんな風に声をかけられるのかな、と思ったら、すぐ近くにあったクレーンゲームの中にある『嵐』のオルゴール(箱もの)を指差して、

 「これ、取ってもらえませんか?」

 とのこと。

 これまで箱もののプライズは一度もとったことがなく、断ろうかと思いましたが、しかしせっかく中学生の女の子が精一杯の勇気で見ず知らずのこんな野郎にお願いをしているのだから、出来ないながらも努力して見せなければいけまい。そう思って……

 ……(しばらくお待ちください)……

 ……2000円以上投入したものの、ついに取ることができず、ひたすらごめんねごめんね~と謝って逃げるように立ち去ったのでした。


 まあ、金を失うことは小さなことです。大山倍達総裁もそうおっしゃっていました。それよりも私が悔しかったのは、その女の子たちの期待に応えられなかったということ。これは本当につらかったですが、ほんの少しの光明というか、獲得への道のりが見えなかったんですよね。そのため、ひたすら「ごめん無理できない」と謝って逃げてきたのでした。

 ついでに言えば、クレーンのツメが景品や棚の底に引っかか停止してしまって、その都度店員さんを呼びつけて何とかしてもらったのですが、それが実に10数回にも及び、大変なご迷惑をおかけしてしまったことも申し訳なく思いました。「ツメが引っかかると機械が止まるので、そうしないように狙ってください」と言われたのに何度も何度も引っかかって……。スマン正直スマンカッタ。


 もしもう一度その女の子たちに会ったら、今度はちゃんと謝りたいと思うのですが、一方でアレコレ言い訳をすることも潔くないと思うし、そもそも二度と会うこともないだろうし……。

 ともあれ、奮闘努力の甲斐もなく、今日も涙の陽が落ちる。そんな切ない暮れの一日だったのでした。


 *


 でも、「さっきの(ポップンミュージック)上手だったですね。どうやってるんですか?」と言ってくれたのは嬉しかったです。それをきっかけに、ゲーセンで仲良くなれたら……まあ、チャンスはあったにせよ、私の性格じゃ無理かな……。
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「シューティング好きの一般人」キャリアの割には一向に上手にならない、けれどもシューティングが好きな「雰囲気組」。それ以外にも80年代末~90年代のアーケードゲーム全般が好き(パズル、格闘ゲームは苦手)。
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