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The Place of The Videogamesというサイトの別館的位置付けで、基本的には色々と考えて思いついたことを書くところになります。腰の入ったレビューは本館にありますのでそちらをご覧ください。一部ゲームについては攻略(っぽい)ことも書いています。
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……ええ、もちろん実車を運転する時にこんな走りをしたら、車はもちろん命をも落としてしまうと思うんです。だから私はできるだけぶつからないように、押しのけないように、そういう走りを心がけているんです。いくらゲームだからと言って積極的にぶつかっていくようなスタイルは絶対に嫌なんです。

 かといって、どれほど実車を意識したところで、あくまでゲームはゲーム。きっと本当に公道をハイスピードで駆け抜けている人たちからしてみれば「何が走り屋だ 笑わせるぜ」ってなものでしょう。

 そんなこんなで、色々と迷いながら今日も走っています。『湾岸マキシ4』の話です。


 ストーリーは『モンスターマシン』編に入りました。今回のライバルはケイこと相沢圭一郎。幼い頃に事故で亡くなった父親が乗っていたダブルXの影を追って、自らもスープラを運転している若者です。そして彼のために、かつての父親の仲間たちが集結しスペシャルな一台を製作する……というのが今回のお話。私も同じように彼の父親にあこがれて、ダブルXそのものを愛車としているのですが、まあ現実的には彼のようにA80型スープラになるでしょうね。

 最初の舞台はC1内回り。「初心者はここで腕を磨いて、外回り(高速コース)に行くんです」とケイが先輩ホストの竜也サンに説明していましたが、ああ、そうだったんですね。てっきりコーナーが多いから、上級者向けのテクニカルコースだと思っていたんですが、スピードレンジが低いから初心者向けなんだそうです。

 そういう意味では常時アクセル全開の湾岸線あたりが、簡単そうに見えて結構難しいんですよね。まあ関東の山奥で走り回っている人たちからすれば「ただまっすぐ走るだけでしょ」とワケ知り顔で言うと思いますが、何も分かってないと言わざるを得ません。どのレーンを行くのかを一瞬で判断しなければいけないし、一般車を避けるためのハンドル操作もシビアです。

 ここでGT-Rのような4WDシステムがあればビタッと安定するでしょうが、私や彼のようなハイパワーだけがとりえのFR車では、常に緊張感が漂います。黒木サンが33Rの直進安定性を評価していたことにもうなずけます。


 そんなこんなで、とりあえず前編を終えました。昔の仲間にチューニングをお願いしたところで終了です。スピードが速すぎてオッサンたちの熱い思いを読んでいる暇がありませんでしたが、とにかく、いよいよ本格的な戦いが始まります。……その時には、私が走っているレーンにアザーカーを弾き飛ばして妨害するようなマネは、しないでもらいたいもんですが。
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「一度陸に上がった魚は、もう長くは泳げない」とマサキさんは言っていましたが、どうやら私はまだ何とかなるみたいです。
 
 今日、『赤坂ストレート編』を攻略しました。

 それにともない私の愛車も、自然な流れで600馬力に到達。車体もそれを受け止められるよう強化し、ついに基本チューニングが完了しました。600馬力で基本チューニングって言うのも、どうかと思いますが。

 ここまで20連勝ということになっています。一応『初級→中級→上級→超上級』というステップを踏んでいるはずなんですが、まったくの未プレイ・ド素人状態から始めて超上級まで20連勝。『マキシ』の世界と言うのは、随分とお優しいものですね。

  ともあれ……本当に、死ななくてよかったですね、マサキさん……。


 600馬力の我がダブルXは、なかなかよく曲がり、よく走る車です。

 といっても基本的に「湾岸線最高、横羽線腕次第、環状線最悪」の仕様なので、C1でマサキさんの乗る無敵のコーナリングマシン・RX-7を相手に回して走るのはなかなかヒヤヒヤものでした。カーブの曲がり方を失敗してゴツンゴツンとぶつかり、そこを後ろから突っついてもらって巡航速度に引き上げ勝負を再開する。そんな場面も少なくありませんでした。

 それでも、できるだけスピードを落とさないように曲がったり、できるだけ早い段階でハンドルをまっすぐにしたままアクセルを踏み込める体勢を整えるようにしたり。得意ではないC1でもある程度は走れるようになりました。

 今後はチューニングをしてもらった後、コースによってパワー重視とか安定性重視とかを振り分けられるようになるみたいですね。「800馬力でいけるなら、いつでも800馬力でいきたいだろ」と大田サンに言われるかもしれませんが、どうも、そういうセッティングをきちんとやらないと勝てるものも勝てないといいますからね。まあ、ゲームだから仕方がないでしょうね。

 果たして、次は何が出てくるのやら。……原作で言えば、あのモンスターマシンが出てくるのかな……。


 *


 今日、ゲームの世界ではなく現実世界で『Z31』を見ました。

 原作ではあまり扱いがよくありませんでしたが、実はゲームに出てくる車の中で、唯一『実際に乗ったことのある』車なので、思い入れはある意味ダブルXよりもあります。といっても、自分で所有したとか運転したとかではなく、20年以上前に――叔父が運転する車の助手席に乗せてもらった。その程度のものなんですが。

 その叔父も2年前に病気で他界してしまいましたが、白いZ31を見ると、時々あの夏の日を思い出します。実際にゲームで運転するのならGT-RとかFDとか、もっといい車があるのでそちらを選んでしまうでしょうが……でも、いずれはZ31を運転してみたいような、そんな気もします。


『湾岸ミッドナイト』の『ストーリーモード』に思いっきり感動してしまった犬神です。

 これは、まあ、年齢が上がったからというのもあるかもしれません。20代のころも漫画のストーリィに心打たれたものの、30代になった今では私自身も色々な経験をし、色々な見方をできるようになりましたからね。各シリーズのクライマックスでは、思わずジワッとしてしまいます。イシダ先生みたいに、運転しながら泣いてしまうかもしれません。

 いや、これは実際にプレイしなければわからないことだったんですが、漫画の雰囲気がすごく再現されていたんですよね。青空の下でバトルを繰り広げるところはともかく、イシダ先生のところだと、「アンタには一瞬でもこーゆう時があったかい」から始まるモノローグのあたりですね。一瞬ドライブゲームから離れて漫画のカットをあわせた演出が入り、やがて戻って来たときには、イシダ先生の叫びが運転中の私に飛び込んできます。

オレはまちがっていたのか
オレが手にしたかった ものはこんな惨めな気持ちだったのか
教えてくれ 悪魔のZ――――ッ

 「……イシダの走りがゆれている」と北見サンが言っていましたが、私も涙が出そうでした。「いいから、早く病院に行ってください!」と言いたくなりました(原作ではガンを患っていて、運転中に吐血するくらい進行している)。


 そして昨日は「とびきりのGT-R」編をクリアしました。

 金と手間をかけなければチューンドカーはできませんから、作中の人物は何かしらを犠牲にしてこの世界に来ているわけですが、この「平本」ほど人生をかけた男はいないんじゃないでしょうか。奥さんと二人で新生活を始めるために貯めていた金を使い、それにともない別居生活に突入。勤め先の工場からは疎んじられ、自業自得とはいえ悲壮感がとびきりです。

 そして完成した平本のスカイラインGT-Rは、メカをいたわる彼らしくロールケージなどの補強ナシで、リアスポイラーも控えめなものでした。それでも300キロオーバーの速度域までグイーッと加速していく素晴らしい一台でした。原作に出てきたマシンの中では、一番好きな車です。

 ……ただ、車の方が300キロ出せる性能を有していても、300キロの領域まで持っていくのは人間ですからね。『一瞬でも迷ったら最高速は出せない』とは原作のセリフですが、まさにそうでした。ギリギリの領域で平本の脳裏によぎったのは、妻とまだ見ぬ子どものことでした。

 『3250グラム 元気な男の子です』 平本サン・・・・
 『子どもが生まれるのよ 洸一・・・・』 平本サン・・・・
 『さ よ な ら ・・・・』          ひらも・・・・・・((ノД`)・゜・。

 そして平本サンはアクセルを戻し、一気にスローダウン。反対に完全復活したアキオのS30は超スピードで光のかなたへ。「これ以上追っても仕方がない」といって、いつの間にか合流していたブラックバードの島先生もどこかに消え、何となく私はクリアしたという次第です。

 「・・・・抜いちまったよ アクセル」


 かくして新しい称号『湾岸レーサー』を得た私。どうやらここに来て、当初持っていた「どうせゲームだから」という思いが変わってきたような気がします。別に誰かに勝ちたいとか、ヘンテコな外装パーツを取り付けたいとか、そういうことは思わないのですが……もっとこの車(ダブルX)で走りたいし、この車のことをわかりたい。そういう思いはあります。それを教えてくれる人がいるのなら、もうしばらくやろうかな。そう考えるようになってきたのです。
湾岸マキシ、なんだかんだで結構やっています。

 ある程度プレイしてわかったことは、100円でライバル1人だけとしか走れない代わりに、結構長い時間走るのだな、ということです。前作は時間制限+気力ゲージでの勝負ですから、結構短期決戦になっていたのですが、こちらはちゃんと最後の最後までわからないというわけで。こうしてみると、確かにマキシも面白いですね。

 ま、それもこれも私が大好きな『セリカXX』で走れるからなんですけどね。もうバトルの勝ち負けとかには興味なくて、ただこのセリカで走りたいだけ、と。


 ところでこの車、なかなか扱いが大変です。

 元々FR車がそういう性能なのかもしれませんが、なんかセガの『頭文字D』なのかってくらい派手にドリフトしてしまうんですよね。直進安定性がなくて、しっかりハンドルを握って微調整しないと、まっすぐ走ることさえ大変です。たぶん、これがGT-Rとかランエボとかだったら、もっとビタッと安定して走れるんでしょうが……。

 そういうわけで第1段階の『ターボ取り付け』はともかくとして、基本的にはハンドリングチューン先行で育てていくことに。確かに足回りをチューニングしていくとカーブを曲がる時も安定するような気がします。キキキーッというスキール音が早めに止まるというか。

 そうやって足回りをしっかりと固めてから、エンジンの出力を上げていく、と。……ほう、今回は全般的に北見サンがやってくれるんですね。時々「北見人脈」で色々な専門家(コンピュータ、タービン、タイヤなど)を連れてきて一緒にチューンすることはあるものの、ここまで手をかけてくれるなんて作中でもそうそういませんでしたから、ついその気になってしまいます。


 そんなわけで、80年代に北見サンがこの車をチューンしていた時に言っていた最終目標の500馬力を超えて、530馬力になりました。個人的には500馬力で十分だと思うんですが、それだとメーター読みで280キロくらいまでしか出ないのでね。そうなればパワーをもっと上乗せするしかないでしょう。

 正直なところ800馬力とか、そういう数字上のスペックには興味がないのですが……まあ、300キロという大台に乗せるためには、そうするしかないのでしょう。行くところまで行くしかないんでしょう。
注:今回の記事は、すべてを書き出すと尋常じゃない分量になるので思いっきりはしょっています。


 「ガチガチになってもいいんです。とにかく300kmでもヨレないボディを」

 「300……レースカーですか?」

 「いえ、公道ですヨ」


 というわけで、『湾岸MIDNIGHT Maximum tune 4』を始めてしまいました。

 『マキシ』以前のやつは、かなりはまっていました。最初は原作マンガも読んだことがなかったのですが、いつの間にか完全にのめりこんでしまいました。

 でも、『マキシ』になってからは、やりませんでした。1回につきライバル一人としか戦えないこと。カードを利用してチューニングすること(ちょっと前に『頭文字D』でシャレにならないくらいつぎ込んで懲りた)。音楽も見た目もなんだか明るい今風のゲームになっちゃったこと。まあそんなところでしょうか。いくらカットインされる登場人物がカラーになったからって、青空の下でトランスミュージックをBGMに走るなんて……オレにはできませんよ。

 それでも2013年現在、マキシ4まで出て、さらにマキシ5もロケテスト中ということですからね。結局、実名の車で実際の高速道路を走れれば何でもいいってことなんでしょうか。そんなことを思いながら筐体の後ろをいつも素通りしていたのですが……どこかで気にしているところもありました。自分ではやらないにしても、どの車がどんな性能なのか、という情報をネットで調べてみたりね。


 今回セリカXXを選択したのは、この車についての原作エピソードがとても心に残っているからです。

 1980年代に本気で時速300キロをめざして走った男・相沢洸一の愛車として出てきたこの車は、「夢と希望と狂気が作り上げたマシーン」といわれたチューンドカーに生まれ変わります。

 自然吸気の2.8Lエンジンをボアアップしてツインターボで過給し、ノーマルの3倍近い500馬力を発生。ボディもその超絶馬力を受け止めるために補強されます。

 何のデータもなく、誰もノウハウなどしらない、あまりにも現実離れした、途方もないその数字――その領域を本気で目指した男のために、ふたりの天才がくみ上げたマシーン。夢と希望とそして狂気……。

 果たしてそれは相沢に引き渡されますが、程なくして彼は事故死してしまいます。それは高速ではなく一般道で、50キロも出ていなかったといわれています。

 原作ではその息子がA80型スープラに乗って色々するんですが、どうも私はあの型のスープラが好きではないのでね。A70型であれば、タミヤのミノルタスープラのプラモデルを買っちゃうくらい好きだったんですが、それでもこのゲーム自体が嫌いだったので、やることはありませんでした(その代わりドリームキャストの「セガGT」でやった)。

 現実世界におけるコレは、まあ、いい車ではないようですね。元ボーソー族で今は自動車評論家の福野礼一郎さんがそのスタイルに一目ぼれして買ったばかりのソアラを下取りに出して手に入れたものの、とんだ食わせ物だったと自著で書いていますし。まあそういう車だったんでしょう。

 でも、いいんです。とにかく抜群にカッコイイからというのもあるし、先述した原作エピソードがすごく好きだから。どんな車だろうと、私はこの車で走りたいんです。そう思ったからそうするんです。


 もっとも、私はもう「一度陸に上がった魚」ですからね。現役でバリバリやっている人たちに比べたら、技術もモチベーションも、まったく追いつかないことでしょうが……それでも少しずつやってみます。誰かに勝ちたいとかではなく、納得いくまで走りこみたい。セリカXXという車が……チューンドされたセリカXXという車がどれほどのものなのか、それを確かめたいから走るんです。


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いぬがみ
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男性
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1981/07/04
自己紹介:
「シューティング好きの一般人」キャリアの割には一向に上手にならない、けれどもシューティングが好きな「雰囲気組」。それ以外にも80年代末~90年代のアーケードゲーム全般が好き(パズル、格闘ゲームは苦手)。
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