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The Place of The Videogamesというサイトの別館的位置付けで、基本的には色々と考えて思いついたことを書くところになります。腰の入ったレビューは本館にありますのでそちらをご覧ください。一部ゲームについては攻略(っぽい)ことも書いています。
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やっと連勝記録が終わりました。

 黒木編の終盤で走りのモチベーションがバラバラと崩れた島センセイに影響されたのか、妙に精彩を欠いた運転をしてしまい、島センセイにはそんなことを言われてしまいました。……念のため言っておきますが、これはプレイヤーをバカにして言っているわけではありません。原作で、夜中に突然呼び出され、東名高速に行かされ、大阪まで走らされた挙句助手席で眠っていた北見さんにかけた言葉です。


 ただ、その前の黒木編ラストはちゃんと勝ちました。

 ……ちゃんと、といっても原作どおり黒木Rはデトネーションによるエンジンブローで失速。Zはクラッチを破損してやはり失速。レイナの32Rは……いつの間にか失速。島センセイは不参加。そういうわけで、結果的には勝ったのですが……ま、いいか。

 前回のプレイをする前に原作を読んで気持ちを高めていただけに、黒木R失速の時はちょっとセンチメンタルな気持ちになりました。

 「オレのRが死んでいく――」

 でも、原作どおり黒木さんの表情は明るかったです。まだまだこの世界でやっていく気持ちもあるみたいだし。「オレは一生スピードのトリコだぜ」なんて言ってるくらいですから、大丈夫でしょう。

 ただ、この世界は安さんが夜逃げをしていない世界なので、エピローグでそのことを語っているのがミカではなく安さんです。たぶんミカはそのままファッション紙の編集者をやって、黒木さんの知らない誰かと結婚して、それなりに幸せになっていることでしょう。こういう世界もあるんです。


 もしかしたら、そこで私も走りのモチベーションをちょっと失っていたのかもしれません。阪神高速編は大好きなシリーズですが、好きすぎて気持ちが定まらないというか、ちょっとフワフワしすぎちゃって、カチッと走りで勝ちに行くことができなかったのが原因だと思います。

 でも、まあ、これで変なしがらみからも逃れることができたし。原作でも別にアキオが連戦連勝というわけでもないですからね(そもそも、首都高は勝ち負けじゃないですけど)。残りのシリーズは、コミックを何度も読み返すくらい大好きなシリーズなので、たっぷり楽しみたいと思います。
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今回は原作を読んで気持ちを高めてからプレイしました。マキシ4・R200クラブ編(後編)です。

 今回プレイしたのは、黒木さんが出てこない回。アキオのS30のキャブレターセッティングをするために、その業界の第一人者『富永』と、このS30の製作者である『北見』が二人で車を運転する話でした。

 基本的に、他人に対して心を開かず、あまり感情をあらわにすることもない北見さんですが、この時の富永さんとのやり取りでは、本当に昔馴染みの友人という感じで、かなり素直な感じです。

「どーしたァ もっと踏めないの北見サーン」

「おメーはカンタンに言うなョ」

「スベってる後ろ後ろ」

「わあーってるョッ」

 こんなにあせってる北見さんはめったに見られるものではありません。70年代は自分でチューンした車を運転してレースにも出た(しかもワークスカー相手にブッチギリの速さを見せ付けた)北見さんも、今では・・・

「ダメだあ 今のオレじゃあとても最後まで踏みきれねェわ」

 ・・・だそうです。

 こういうところがあるから、私は北見さんも富永さんも大好きです。


 その次は、走ることに対して色々と迷っているブラックバードとの戦い。かれこれ10年以上「車は速く走るためのツールにすぎない」 「機械は機械だろ」 とクール&ドライなスタンスだった島センセイの心境に、変化が出てきたのです。それで、今ひとつ踏み切れずにいる、と。

 「バラバラと音をたてて
 走りに対するモチベーションがくずれてゆく
 あまりにもあっけなく――」

 そのため、残り300メートルを切ったところで逆転→再逆転という、少々情けない勝ちを拾った後で、いったん高速を降りて北見サイクルの前に来てしまいます。私が。

 「オレはいーわ 今夜はお前らの夜だ」

 一応、迎えには来たものの、そう言われてしまった私。それなら仕方がない、つって再び高速に乗る。そして、いよいよ最終決戦……に行く直前で今日はおしまい。

 次回、最終回!――で、そのあとはいよいよ私が大好きな大阪編、そして幻のFC編へ。
マキシ4、R200クラブ後編は黒木さんとブラックバードとの戦い……に私が紛れ込むという展開から始まりました。

 このゲームは、原作の世界によそ者のプレイヤーが乱入し3wayや4way戦で戦うというストーリィ展開になるのが面白いですね。原作とはまったく関係ない架空の世界で原作キャラと戦うとか、原作の登場人物の誰かになりきって戦うとか、そういうのではなく。しかもキャラクタが「あのダブルXが・・・」とかと認識してくれているのもうれしいです。チューニングも北見サンがやってくれるし。

 ただ、このあたりまで来ると、さすがに楽勝というわけには行きませんね。前回もそうでしたけど、今回もそうでした。後編の2つめのミッションで、最後のきついカーブを上手に切り抜けることができず、一瞬、抜き返されてしまったのです。そのあと、なんとか再逆転して勝ちを拾ったのですが……あまりよくないですよね、こういうの。

 湾岸線向きの最高速仕様だからとか、いいわけをしようと思えばできますが、じゃあたとえば無敵のコーナリングマシンだったら難なくクリアできたのか? といわれれば、「わからない」と言うしかありません。そもそも、「C1から湾岸まで、すべてが首都高ですから」(by朝倉アキオ)そんないいわけをすること自体がダメなんですよ。あのS30は特別だから、といってしまえば楽ですけど、やっぱりそういういいわけはしたくありません。

 連勝記録が続いているのは、まあ、たまたまでしょう。別に無敗にこだわるとか、そういうつもりはありませんから、あまりエゲツナイことをしてまで勝ちを拾いたいとは思いません。私にとって湾岸は、勝ち負けの場ではなく、もっと何か……色々なことを考え、何かを感じ取る場所ですから。


 * 漫画を読んだことがない人のためにタイトルのセリフを解説します。あれは連載初期からずっと主人公のライバルとして走っているブラックバード(本名:島達也)のセリフです。今回のR200クラブ編で出てきたライバルの黒木隆之サンと走った時のものです。一応勝つには勝ったものの、それは黒木Rのミッショントラブルによるものであり、パワー勝負では負けてしまったんですよね。今ならこの時の島センセイの気持ちもわかる気がします。
(思い切りかぶせられた? アマいナ
  お前の運転はキレイすぎる
  一番大事なコトはキレイさか?
  湾岸はバチッと勝ちきるコトだろうが)

 ねー
 相変わらずアマい運転してますよ・・


 というわけで『湾岸4』はR200クラブ編に入りました。

 とりあえず、湾岸線で絡んできたCCR/JAPAN/JPP勢には一発勝利、その次の安サン&黒木サンにも勝って前編終了。「今夜限りでR200クラブを脱退します」つって、いよいよ戦いは本格的なステージに上がります。

 前作(マキシじゃないやつ)では中ボスのような扱いで登場した元木と帝塚。いわゆる「R200クラブのテーマ」に乗って2台体勢でやってきて、何とか振り切ると路肩に停車するアトラクトを経て園田が登場。「思い切りかぶせろ 骨は拾ってやる」と元木に指示されていたのを見た時は、こいつらいったい何なんだ!? と驚愕しきりでした。結構ここでゲームオーバーになってしまうこともありましたが、本当に悔しいものです。

 それほど勝ちにこだわらない私でも、こんな連中には絶対に負けたくありません。そういうわけで随分アツくなってしまいましたが、何とか勝利することができました。

 その後に出てきた安サンもなにげにかぶせてくるので、勝ちは勝ちですが結構ギリギリでした。


 勝ちは勝ちですが、あまりすっきりしない勝ちでした。

 原作のブラックバードよろしく圧倒的な実力差でもって連中をかわしたわけではなく、ガツガツガツガツとぶつけ合い、何とかかわしても追いつかれてまたつつきあい……結局のところ、残り1キロを切った時点で相手がスローダウンしてくれたおかげで勝ったような感じです。もしも相手が最後まで同じペースで走り続けていたら、きっと負けただろうと思うのです。

 出力と足回りのさじ加減を間違えたからか? それとも単純に私のウデのせい? たぶんどっちも正解でしょう。どうせゲームなんだから、つって、もう少しラフプレーにも強くならなければいけないのかもしれませんが……やはり、私にはできませんよ。やっぱり、ちゃんとした走りの速度で勝負したいです。


 後編5パートは、いったいどういうストーリィで進んでいくのか。漫画の流れはわかりますが、ゲームのほうはどうなるのかわかりません。ですが、いずれはあの黒木Rと激突することになるでしょうから……その時のために、私も自分のウデを磨きたいと思います。
湾岸マキシ4、やっています。

 100円2クレジットのお店があるので、人があまりいない時などはコインを追加投入することもあるのですが、正直なところ200円4クレジットが限界です。大変な緊張感を伴うので、4つめのバトルを追える頃には「ハッハァー い、息が続かねえ――」と城嶋スローダウン状態になってしまうのです。

 さて、現在は『モンスターマシン編』の後半パートです。今回のライバルである相沢圭一郎が正式にオッサンチューナー軍団にチューンを依頼。かつての父親の仲間がよってたかって車を仕上げていくというところなんですが、その中で特に異彩を放ったのがガッちゃんこと佐々木元さんの回。パープルでハヤリのGTウイングをつけたスピードショップマッハの新作エアロ(走り屋系VIPカー)を装備した4枚ドア車に乗って登場します。

 「おーっ ダブルXの兄ちゃん!」

 と、いつ知り合いになったのかよく覚えていないものの、気さくに声をかけてくれる元さん。原作でも随一の人情家で、今回の件でも「パーツ半額で工賃タダ それが当然だろ」と訴えたり、レイナのことを気遣ったりと、何かと世話焼きな人なんです。

 中学の頃は卒業式に来ないでくれと言われたほどのワルガキだったけれど、独学で設計したエアロは「見てくれだけのエアロが多かった頃(80年代)に、ちゃんと空力を考えて作られていた」と評価されていました。もっともエンジンはダメだったみたいですけど(それはご本人も「どーせオレはエンジンのセンスねーよ」と認めていらっしゃるところですが)。


 本作では奥さんもセルシオに乗って登場します。そしてバトル中に夫婦喧嘩を始めてしまいます。原作では自分の店でやっていたことを、本作では高速道路上でやるんです。そういうのはヨソでやってくださいという気がしますが、二人とも結構速くて、不本意ながらかなりアグレッシブに行かないと負けてしまいそうでした。この2台がライバルだと、『湾岸ミッドナイト』じゃなくて『ジゴロ次五郎』みたいな感じですけど。加麻呂ですか。赫愚夜姫ですか。

 まあ、そんなこともありつつ、次回いよいよ対決です。


 「今夜はこれからどこかへ?」

 「ええ、少し・・ 仲間に会えそうな気がして・・」




 (原作本が手元にないので、こんな感じだったかな、というところです)


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「シューティング好きの一般人」キャリアの割には一向に上手にならない、けれどもシューティングが好きな「雰囲気組」。それ以外にも80年代末~90年代のアーケードゲーム全般が好き(パズル、格闘ゲームは苦手)。
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