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The Place of The Videogamesというサイトの別館的位置付けで、基本的には色々と考えて思いついたことを書くところになります。腰の入ったレビューは本館にありますのでそちらをご覧ください。一部ゲームについては攻略(っぽい)ことも書いています。
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  『風雲 幕末伝』はすでに本編を2度クリアし、今は有名人たちの半生をたどる『偉人録』モードをやっています。

 本編でも桜田門外の変~鳥羽伏見の戦い、あるいはそのあとの函館戦争までの歴史のうねりを、大きな流れで知ることはできるのですが、『偉人録』モードではさらにその時の事件を、それぞれの立場から知ることができるので、歴史的な意義とかその後の影響とか、そういったものを非常に立体的に眺めることが出来るのですね。

 なんて、固い言い方になってしまいましたが、人によっては30分そこそこで終わるような気軽さながら笑いあり涙ありの、それぞれのキャラクタへの思い入れが格段にアップする大好きなモードです(涙は主に沖田君のモードでした。肺病みなら高杉晋作もそうなんですが……あの人は、好きなことを好きなだけやって面白おかしく駆け抜けたって印象があるから、あんまり悲愴感がないんですよね)。

 で、そんな私が特に面白かったのは新撰組W局長『芹沢鴨』と『近藤勇』のお二方。


 芹沢鴨? あんまりプレイしたくないなあ……と思いつつもやってみると、手のつけられない極悪オヤジという一面ばかりじゃなく、茶目っ気と言えなくもないような、豪放磊落といえなくもないような、そういった面を見ることができたのですね。

 それまでの名前から改名した時に「……変な名前」と陰口を子分に叩かれる芹沢先生!

 その子分の前で戦闘時に敵から斬られると「ボサッとしてんな!」と怒られる芹沢先生!

 宿を取ってくれなかった近藤局長へのアテツケに、往来で巨大な焚き火をする芹沢先生!

 そしてそれを咎められると「ワシに凍え死ねと言うのか?」とイヤミを言う芹沢先生!

 ……まあ、実際に部下として働くのは嫌ですが、この「偉人録」の芹沢先生は、ほんの少しだけ面白い一面があるのですね。


 そして近藤局長は近藤局長で、色々と面白い一面があるのですね。

 商人からもらった刀を一目見て「ほう虎徹か」と喜ぶものの、商人に「虎徹って何ですか」と言われる近藤先生!(山南さん「(あきれ顔で)……まあ、いいか」)

 桂小五郎を探しに遊郭に乗り込むも、幾松(後の小五郎夫人)の「ここにはいまへんえ」という言葉にあっさり引き下がってしまう近藤先生!(土方副長「あんたは本当に女に甘いな」)

 『芹沢キャンプファイヤー事件』(先述)の際、地面に正座して「もうこのくらいで勘弁してもらえませんでしょうか」と哀願する近藤先生!(芹沢局長「まるでワシがイジメているみたいだな」)


 だから私は前作も思い切りやりこみましたし、本作も佐幕編では一生懸命がんばりました。沖田君がそうであるように、私もトシさんや近藤局長が大好きなのです。たとい史実の皆さんがどんな人間であったとしてもね。
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「シューティング好きの一般人」キャリアの割には一向に上手にならない、けれどもシューティングが好きな「雰囲気組」。それ以外にも80年代末~90年代のアーケードゲーム全般が好き(パズル、格闘ゲームは苦手)。
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