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The Place of The Videogamesというサイトの別館的位置付けで、基本的には色々と考えて思いついたことを書くところになります。腰の入ったレビューは本館にありますのでそちらをご覧ください。一部ゲームについては攻略(っぽい)ことも書いています。
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 『龍が如く』シリーズと言うのは、犬神にとって、なんとも難しい立ち位置のゲームです。

 かつて(初代と『2』の頃)は運動らしい運動もせず、煙草は毎日吸いまくり、気持ちばかり背伸びして妄想世界でヒーローになっていた時代でしたから、はっきり言ってその暴力に酔いしれていました。もう中年スーパーマン佐江内氏くらいに酔いしれていたのです(参照)。


 ハードが変わって中身が大幅にパワーアップした『3』がどうであったかというのは、わざわざ『特集』カテゴリを設けているくらいなので、どれほどのものか察していただけると思いますが、『4』は……それほどでもなかったんですよね。

 いや、こんなことを言いつつも、ガッチリ2周したんですけどね。ただ従来のように、単純に暴力に酔いしれたり残虐の限りを尽くして快楽を感じていたとか、そういうわけではないのです。

 なんというか、色々悩みながらのプレイでした。

 私は堅気の人間で、暴力団の世界と言うのは私にとって害悪しかもたらさないもの。義理とか人情とか、そんな言葉で人を殺したり傷つけたりするのが、果たしてかっこいいのか? と思うと、「いい!」と即座に答えられないのですね。

 ましてやプレイヤーのひとりは、相手も同じ暴力団構成員とはいえ18人も殺している凶悪死刑囚。本来であればその時点でNGなのですが……実際にプレイしてみると、その元暴力団員で死刑囚の冴島さんの方が人としてまっすぐで正しい道を歩いていて、一般人のほうがよほどモラルも何も無いことに気づいたんですね。

 暴力団を美化しちゃいけない。暴力団員をかっこいいと思っちゃいけない。でも実際には、そういった人たちの方がよほど人として正しい気がする……。

 悩みながらたどり着いた結論としては、広域指定暴力団東城会直系冴島組組長・冴島大河(ダンダン!)としてではなく、たまたま神室町にいた『冴島さん』として、好きになろう、と。……そして、私自身はそういう生き方は出来ないし、する必要もないんだから、ということで神室町を立ち去ることにしたのでした。

 (まあ、「4」ではカタギ? の金融業者さんと警察官の人がいたので、何とかバランスしていたのですが)


 ところが、再び神室町に戻ってきてしまいました。

 大ファンの兄者に薦められて、というのが理由です。そうでなければ、きっとこれから先、ずっとやらなかったと思います。

 どういった形であれ、足を踏み入れてしまったのだから、ちゃんとケジメをつけなければいけないですからね。これが最後のケジメとなれば……と思いつつ、久々に日記形式で書いてみたいと思います(完結するかどうかは不明)。
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