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The Place of The Videogamesというサイトの別館的位置付けで、基本的には色々と考えて思いついたことを書くところになります。腰の入ったレビューは本館にありますのでそちらをご覧ください。一部ゲームについては攻略(っぽい)ことも書いています。
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 とにかく黙っていられないので、今日はそのことを語ります。

 昨日、ついに『マスターシステム』を買いました。

 ……物心ついたときからPS2しか家になかったというティーンエイジャーは「なんじゃそりゃ」と言うでしょうし、オールドファンは「何でまたいまさらそんなものを」とおっしゃるでしょうが、私にとってマスターシステムと言うのは、ファミコン以降の家庭用ゲームで唯一まともに取り組んだことのないハードだったのです。

 初めて知ったのは小学校低学年の頃。ファミコン、PCエンジンは散々やりまくったものの、この黒くて長方形のゲーム機のことは誰も知らないし、誰も持っていないし、ファミコン通信でもゲヱセン上野さんというライターが2ページほどのコーナーを持っているだけで、あまり情報がなかったのですね。

 それゆえ? 想像力で思い切りイメージを膨らませて、ひたすら憧ればかりを抱えて20年以上。何気なく寄った中古ゲームショップに箱入りで無造作に置かれているのを発見。値札がついていなかったので店員さんに聞いてみると、

 「まだ値段つけてなかったんですけど……まあ、300円です」

 「それください」と。(鳥肌中将ふうに、間髪をいれず)

 思いがけず憧れの先生(マスター)との出会いが成立してしまったのであります。ちなみに別なお店で売っていたマークⅢは3万円ぐらい。う~む……。

 天佑なんだろうなあ。こういうのって。きっと。

 ちなみに同日、別なお店で買ったソフト『天才バカボン』(弟者のリクエスト)は1000円でした。


 家に帰り、箱を開けてみると……あれ、AVコードは別売りなんですか? というわけで、久しぶりにアンテナ線をガチャガチャやって2チャンネルで、カセットを差さずにスイッチオン。『スペースハリアー』のテーマ曲と、果てしなく続く地平、それにキラキラ光る宇宙。画面の真ん中には「SEGA MASTERSYSTEM」というロゴがどーんと……。

 ……それだけで、涙が出そうになりました。頭オカシイんじゃないの? と言われるかも知れませんが、いいんです。私だけの感動ですから。

 昨今は超美麗ムービー、ド派手アクション、有名声優(時に俳優)陣がバリバリしゃべるのが当たり前の時代に、ヘンテコな感触のコントローラと、ムチャクチャなゲーム性と、まあ……およそゲームとして上回るところはないであろうマスターシステムではありますが、プレイヤー自身の努力と根性と想像力で楽しさ無限大(※)になる時代のハードですから、私のような奇人にはうってつけと言うもの。そろそろネタ切れになりつつあると噂される当サイトにとっては、大変に意義のあるハードである ……ということを証明するためにも、早くクリアせにゃならんな。

 ※ 脳天直撃する前のセガのキャッチコピー。『キャッチ・ザ・ハート』(タイトー)とか『遊びをクリエイトする』(ナムコ)とか、そんな感じ。無限……。ああ、セガってすばらしい。
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 北上市のAPIAというスーパーのゲームコーナーで『サイバーサイクルズ』というゲームをやってきました。1995年にナムコから発売された通信対戦もできるバイクのレースゲームです。

 就学前からだからかれこれ20年以上自動車が大好きで、最近はともかく自動車レースのゲームはとにかく見かければすぐに飛びついていたのですが、バイクの方はせいぜい『スーパーハングオン』くらいで、実際に稼動していたのはよく見かけましたが、当時は一度もプレイしませんでした。

 初めてプレイしたのは、え~と、今年の始め頃だったかな。たまたまお金を下ろしにATMに寄ったついでに、ちょっと古いゲームだし、少しやってみるかとばかりにコインを投入したのが切っ掛けでした。

 サイバーの名は伊達ではなく、普通の内燃機関を利用したバイクの隣に超伝導バイクなるものがあるのを見て、一発で私はコレに決めてしまいました。ゲーム内では一応、初心者向けという位置付けでしたが、超伝導バイクといえばもちろん『健康優良不良少年』こと金田のバイク。鉄雄の如くあのバイクに憧れていた犬神にとってはやる気爆発、たまにはオゴられる側に回らねぇとなとばかりにレースに参加しました。

 で、プレイしていて時々ライダーの人がしゃべるのですが……あれ、これ女の子だったの? 


 初プレイ時は、完走さえできず途中リタイヤに。2回目の昨日は、残りタイム0~1秒のところで何とか完走。順位は最下位でしたが、とにかく彼女を完走させられたことが何よりでした。

 思ったのは、やっぱり4輪と2輪では曲がり方が違うのかな、ということでした。いや、2輪から4輪の世界に入ってきた人たちというのはたくさんいるでしょうし、その逆もあるのでしょうが、私にはちょっと感覚がつかめなかったですね。体ごと倒せば結構、きついカーブでもアクセル全開で曲がれたりするし、そうでもなかったりするし……。

 とはいえ超伝導バイク、それに女の子。タイムはこの際置いといて、何とか彼女を1位でゴールさせるまで、北上に行った折はプレイしたいと思います。だからそれまで、撤去しないでください。
 1990年、スーパーファミコン発売。

 当時のファミコン通信(今の『ファミ通』)でも連日ゲームの特集を組み、なかなか手が出ない一般庶民たる犬神君はその雑誌を何度も何度も何度も眺めて空想し、おもちゃ屋の店先で10分30円とかでプレイし、友人の家で「1回ゲームオーバーになったら交代」「いや、もう1回やらせて」などとモメながらプレイしました。

 そのころの記憶を、実際にプレイして補完する。空想を体験で満たす。それが今回の連載企画です。

第1回『スーパーR-TYPE』


 第2回は「グラディウスⅢ」。言うまでもなく超有名な横スクロールシューティングゲームです。

 これは雑誌でも、ファイナルファイトと一緒に付録の小冊子まで作って特集してました。そこにはアーケード版と比べてもそん色ない美麗なレーザー、美麗なボス、美麗な炎などが掲載されており、加えて難易度が大幅に下げられているということが書かれていました(アーケード版では破壊できない敵キャラなどが、破壊できるようになっている、など)。

 『アーケード版は、一部の特殊な人しか楽しめないけれど、こちらでは誰でもが楽しめるようになっている』

 その小冊子の中にあるこの表現は20年近く経った現在までなお犬神のお気に入りで、よく使わせていただいているのですが、実際にこれは難易度がちょうどよく抑えられているのですね。

 かといって、すぐに飽きてしまうほど難易度が低いわけでもなく、ドヒャーと悲鳴を上げてしまいそうな敵、および敵の攻撃をかいくぐりながら突破するステージもあれば、ある程度の知識や経験がないとなかなか先に進めないところとかもあり、気がついたら1時間近くも夢中でプレイしていました。

 アーケード版と比べてアレがダメだのココがヘンだのとおっしゃる向きもあるかと思いますが、私の場合むしろこのくらいのアレンジがちょうどいい気がします(前作は、FC版とAC版で違った楽しみがあるので、どっちもお気に入りですが)。実際、AC版をPS2でプレイした時はあまりの難易度にダメだこりゃと放り投げてしまいましたし。

 攻略を含む詳細な内容は他の方のサイトに詳しいのでココでは取り上げませんが、私のお気に入りは機械系のボス。なんとかコアっていうシリーズですね。あの青いクリスタルと青いレーザーがグラディウスの魅力の半分を占めているような気がします(言い過ぎ?)。だからボスラッシュのステージなんかは、オリジナルのBGMも含めて、一番盛り上がるシーンです。

 あとは、たくさんある武器を選ぶ余裕があること。「今日はスプレッドボムが使いたいから3番装備で行こう」とか、「やっぱりレーザーはツーンと飛んでいくオリジナルバージョンがいいね」とか、そんな気持ちで選んでもそこそこ遊べること。ただリップルレーザーはちょっと使いづらいので、あまり好きではありません。

 で、今日初めて、ようやく、やっと、全面クリアしました。まあクリアした人なんて全国に1億人以上いることでしょうし、コンティニュー全部使って例のパワーアップコマンドも使って、それでようやくクリアしたので、全然大したことではないのですが、とにかくこれでひとつの区切りをつけられた気がします。
 1990年、スーパーファミコン発売。

 当時のファミコン通信(今の『ファミ通』)でも連日ゲームの特集を組み、なかなか手が出ない一般庶民たる犬神君はその雑誌を何度も何度も何度も眺めて空想し、おもちゃ屋の店先で10分30円とかでプレイし、友人の家で「1回ゲームオーバーになったら交代」「いや、もう1回やらせて」などとモメながらプレイしました。

 そのころの記憶を、実際にプレイして補完する。空想を体験で満たす。それが今回の連載企画です。


 第1回は『スーパーR-TYPE』。

 最初はAC版『R-TYPEⅡ』の移植なのかな、と思っていたのですが、後にPS版をプレイした時に「あれ?」と思うことしばしば。要するに『グラディウスⅢ』と同じで、AC版のそれをモチーフに家庭用にアレンジして作ったモノなんですね。

 なーんだ、といってあまりやらない時期もあったのですが、ご存知のとおりAC版の『Ⅱ』は暴力的というかムチャクチャな難易度で、よほどのスキルのある人じゃないとせいぜい2面かそこらでやられてしまうので、どちらかというとあまり好きではありません。

 一方で、『スーパー』。家庭用オリジナルの面も程よい難易度になっていて、多少粘ればどうにかなるようなつくりになっているのが嬉しいですね。それでいて、『Ⅱ』の目玉である(と私は思っている)拡散波動砲もしっかり再現。『Ⅲ』を長らくやらなかったのは拡散波動砲がメガ波動砲なんてものになっていたから、というくらい拡散波動砲が好きな私はどっぷりはまりました。

 ちなみに私が特に気に入っているのは、パズルみたいに地形がレールに沿って動くステージ。ここの音楽とあいまって、危なく遅刻しそうになるまでハマってしまったこともしばしば。PS3だのWiiだのといった時代に3世代前のハードにここまで取り込まれてしまう犬神って。

 こういうのって、やっぱり、アーケードゲームとコンシューマの性能に思い切った開きがあるから生まれたものですよね。どう考えても完全再現は無理だから、だったら家庭用ならではのアレンジを加えて……という発想。まあ、FC版『ダブルドラゴン』みたいに、全然違うゲームだけどこれはこれで面白い、ってのもありましたが、本作と『グラⅢ』は、雰囲気を損なうことなく絶妙な難易度、面白さが詰め込まれている。

 やっぱり、スーパーファミコンはスーパーなのでした。
 このところブログを更新していなかったのは、あんまりゲームをやるような暇がなかったからです。

 いや、やってはいるのですが、ゲーセンに行っても「太鼓の達人」とかしかやらないんです。

 かつては真っ先にシューティングの台に座っていたのに。


 ……まあ、一緒に誰かと行った時、その人もある程度ゲームに参加して楽しめるようにという意味合いも込めて、私ひとりしか楽しめないであろうシューティングの類は遠慮している、ということもあります。

 あとは、「怒首領蜂 大復活」はある程度、自分の限界が見えてしまって、それで「もうダメだこりゃ」という気持ちになってしまったから、というのもあります。

 それと、これはきわめて情けない話なのですが、ちょっとシューティングは疲れるから。……集中力が持たなかったり、そもそもプレイする気力がなかったり。


 かつて(90年代後半、私が高校生だった頃)シューティングのハイスコアを競い合った友人も今はMJ4ぐらいしかやらなくなりました。私も100円玉を積み上げて麻雀でもやろうかな。なんて思って、実際そうしていた時期もありましたが、でもそれじゃあ小学生の頃から思い続けてきたことが嘘になってしまう。

 「生涯いちシューター」

 ……まあ、シューティングに限らず、最新のビデオゲームをいつも追いかけていきたいと思っていたのですね。難しすぎて、とか、何とかっていう理由でゲーム離れしちゃったら、結局はその他大勢と同じ。生粋のビデオゲームファンで、それなりのサイトを運営している身としては、どうも背信の行為であるような気がするのです。


 これからは、少しずつ。少しずつですが、一般的なビデオゲームもがんばります。ゲーセンを活性化させるために、私ができること。私はオペレーターではないので、実際に基盤を買うわけには行きませんが、その筐体に100円玉をつぎ込んで貢献するということ。

 そういうわけでこの記事を読んだら、今日は100円玉を握り締めてゲーセンに行きましょう。ほら、そこの、女子高生が空を飛んでるビデオゲームとかね(笑)。


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HN:
いぬがみ
年齢:
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男性
誕生日:
1981/07/04
自己紹介:
「シューティング好きの一般人」キャリアの割には一向に上手にならない、けれどもシューティングが好きな「雰囲気組」。それ以外にも80年代末~90年代のアーケードゲーム全般が好き(パズル、格闘ゲームは苦手)。
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