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The Place of The Videogamesというサイトの別館的位置付けで、基本的には色々と考えて思いついたことを書くところになります。腰の入ったレビューは本館にありますのでそちらをご覧ください。一部ゲームについては攻略(っぽい)ことも書いています。
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 ついに(PS版の)初代「雷電」で、宇宙面まで行くことができました。難易度NORMALでここまでたどり着けたのは、ソフトを買って10年以上経ちますが、初めてのことです。それがうれしいので、AC版も含めて、今日は『雷電』の話題で行きたいと思います。


 私にとって『雷電』というのは……AC版については、最後の『怖いシューティングゲーム』といった感じです。もちろん後に出た作品で演出にビックリしたことはありますし、ド派手で強烈な攻撃に悲鳴を上げたこともありますが、そういう『怖い』とはちょっと違うんですよね。

 たぶん後の『バトルガレッガ』で、1面ボスでゲームオーバーになって早々に見限った人と同じ心境だと思います。ゲームの魅力に気づく前にメタメタにやっつけられて、ヨヨヨと泣きながらその場を後にしてしまう難易度。「もっと頑張ろう」という気持ちになる前に「これはダメだな」と思ってしまう難易度。それが小学生時代の犬神にとっては『雷電』でした。

 その後はそれなりにスキルも上がり、好き嫌いこそあれ、ある程度シューティングゲームを楽しめるようになりました。そんな1998年ごろ、ようやくプレイステーションを手に入れた私が初めて買ったのが移植作品の『雷電プロジェクト』でした。


 まあPS版はボスの耐久度がやや下がっているそうで、PS版で鍛えたテクニックはAC版では通用しない、ということを最近知ったところなのですが、先述したようにAC版にそれほどいい思い出がない犬神にとっては、これはありがたい処置でした。AC版と同等のクオリティでありながら、難易度は控えめ。『雷電DX』の時も語りましたが、これこそ極上の湯加減さじ加減というものです。

 さらに、どうも2P側ではじめると難易度がさらに少し下がるということを最近知ったので、やってみました。……2面ボスの、画面全体にばら撒く弾の速度が妙にスローに見えました。耐久度が低いのは、1P側でも同じなのかな。

 そんなこんなでバリバリと進めていったのですが、相変わらず赤アイテムと青アイテムを取り違えたり横や後ろから出てきた戦車に狙撃されたりと、一筋縄ではいかないのが『雷電』。でも、こういう緊張感を楽しめるようになったのだから、いいんです。これは先日までやりこんでいた『DX』のおかげかな。


 で、4面ボスや5面ボスは有り余るボンバーを活用して無理やりやっつけ、ついに地上面を制覇。難易度VERY EASYにするか他機種版じゃないと見られなかった空母への着艦デモを、ようやく見ることができました。

 IIの時と違い、敵の激しい攻撃にさらされボロボロになった母艦。いったんそこに着艦し、超高空戦闘爆撃機『雷電』は敵の本拠地のある宇宙空間目指してスリー・ツー・ワン! 変身! じゃなくてフルブースト!

 宇宙キター(3億字くらい省略)ーッ!!!

 ついに、夢の宇宙空間での戦闘を味わうことができたのでした。


 最終的には宇宙ステーションまで進むことができました。デモ画面でしか見たことのないメカメカしいステージ。パイプにはりついて容赦なく弾を撃ちまくる敵。あえなく今回は猛攻にさらされて撃墜されてしまいましたが、ひとつ大きな壁を乗り越えた達成感がありました。『雷電プロジェクト』発足から14年目の夏の快挙でした。
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1981/07/04
自己紹介:
「シューティング好きの一般人」キャリアの割には一向に上手にならない、けれどもシューティングが好きな「雰囲気組」。それ以外にも80年代末~90年代のアーケードゲーム全般が好き(パズル、格闘ゲームは苦手)。
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