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The Place of The Videogamesというサイトの別館的位置付けで、基本的には色々と考えて思いついたことを書くところになります。腰の入ったレビューは本館にありますのでそちらをご覧ください。一部ゲームについては攻略(っぽい)ことも書いています。
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 「ボーダーダウン」を朝な夕なにやっています。

 慣れると言うことのないシューティングですね。一応、平均すると4面ボス辺りまではいけるのですが、悪くすると3面ボスでやられてしまいます。そうかと思えば時々は5面まで進めるし、こないだなどはついに6面、すなわち最終面まで進むことが出来ました。

 福野礼一郎氏ではありませんが、一般的なシューティングと言うのはどんなに激しい攻撃でも必ず慣れてしまうように思います。慣れるほどやりこんでいないから、どれもこれもあまり上手ではない、というのがありますが、ともかく20wayだろうと50wayだろうと、(かわせるかどうかはともかく)「あー、弾が飛んでくるから、かわさなきゃなー」と、割合、冷静に対処できるはずなんですよね。

 ところがコレは、慣れられない。パターンはわかっていても、なかなか安心できない。あるいはパターンを読み間違えてしまう。おかげでプレイする時はいつも新鮮な緊張を強いられてしまいます。そのせいなのか、先述したとおり3面ボスでやられてしまうことも珍しくありません。

 「カラス」が完全パターンでスイスイ進むゲームであり、「アンダーディフィート」がある程度ボムで難しいところをスキップしながら進むゲームであるならば、「ボーダーダウン」は70パーセントの知識と30パーセントのアドリブ(パターンを忘れた、知らない……など)の上に立ち、常に高い集中力をもって進んでいくゲームと言ったところでしょうか。2万の価値は十二分にあり、といったところでしょうか。

 あとは負けた時の深刻さが、精神的にプレッシャーになってるのかな。序盤のトレーニングシーンなら失敗しても「次、がんばってね」ぐらいで済むのですが……
実戦シーンで失敗すると……

 ああ、早く火星を救いたい。
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 ファミコン版「AKIRA」は、同作品が好きだという人が「どれぐらい好きなのか」を見る踏絵である、と思います。

 好きこそもののあはれ……は違うな。以前「シルフィア」のレヴューで触れたアバタモエクボですよ。好きなら多少の難しさや理不尽さも全部OKになってしまうものですが、逆にいうとそこまで好きでなければそれなりに見る眼も厳しくなるというのは仕方のないこと、と言ったところでしょうか。

 で、「AKIRA」が好き、と公言しているものの、アニメを見たのは14年以上前、原作は一応一通り読んだけど……という犬神の場合どうだったのか。アーミーの取調室から出る前に2度ゲームオーバーになり、それきり二度とやる気が起きませんでした。

 漫画は好きだけど、別にこれじゃなくていいじゃん。――結局、ファンとはいったものの、多くの人と同じ感想のもと、手離れしていきました。

 
 たとえばこれが「トップをねらえ!」だったら。「ヨコハマ買い出し紀行」だったら。「うる星やつら」「カードキャプターさくら」「きらりん☆レボリューション」……まあともかく、私がとても好きなアニメのゲームだったら、もう少しがんばってみたでしょうし、クリアできないまでもコレクトアイテムとして手元に置いておけばいい、といったところもあるでしょう。

 そこまでがんばれなかったし、カセット自体にそこまでの価値も感じることが出来なかった犬神。「いきだおれ」を感じた晩秋の昼下がりでした。
 メガドライブ版「ダーウィン4081」というゲームをやって、ひっくり返りました。


 ダライアスのパワーアップを「進化」と呼んでいた(ファミコン通信かなんかでもそう呼んでいた気が)犬神ですが、このゲームの自機は本当に「進化」します。アイテムを取り入れると自分がどんどん別な生き物になっていき、火力も当たり判定もグングン上昇していく様は痛快であり、一気に引き込まれてしまいました。

 本来は「闇雲にパワーアップするだけではなく、きちんと戦略を立てて」云々と言う話なそうで、なるほど、あまり巨大化しすぎると弾除けが非常に難しいかもしれませんが……まあ、元々それほど頭のよくないこの犬神、とにかくバンバン進化してバリバリ敵を倒していくと言うやり方で十分、先に進んでいけます。

 
 加えてその背景に流れるストーリーと言うのが……要するに自分たちの惑星に住めなくなったので、別な惑星を侵略しようとしたら、その惑星の生命体がやけに強くて、自分はDNAをかき集めたりしながらどんどん進化していくという、「平和のため」とか「正義のため」とかいう凡百のストーリーを蹴散らすデータ「アツクテシヌゼ」イーストの狂気を感じます。

 あとは「ゼロウイング」「大旋風」そして「鮫!鮫!鮫!」などといった、古きよきメガドライブ・シューティングをやりまくっているところですが、そちらについてはまたの機会に……。いや本当に、現役ですよ、メガドライブ。
 「ボーダーダウン」が、すごいことになっているようですね。

 何って価格がすごいんですよ。AMAZONで4万ですか。「カラス」とか「アンダーディフィート」とか「トリガーハート・エグゼリカ」は4桁に収まってるのに、この高騰ぶりは何事なのか。何事なのかったってみんな大金を出しても欲しがるのだから仕方がない。

 私も値段が跳ね上がってから購入したクチでありまして、確か2万かそこらしたのかな。その時に新品で買えばそんなこともなかったのに……とは今、かつかつながらも何とかお金を稼げる立場になったから。学生の身分で他にも欲しいものもあるわけだし、そんなの手が出ませんって。

 そういうことがあって、「アンデフ」以降のDCソフトはAmazonやセガダイレクトを利用し、速攻で手に入れました。


 ただし言いたいことは、「レアだから」買うのではなく、「遊びたいから」買うということです。最近の高騰ぶりを見ると一瞬、「安く買って高く売り抜ければ……」などと素人っぽい考えが頭をよぎるのですが、古参のゲーマーとしてそんな思想に陥ってはいけませんね。どれもこれもじっくり遊ばせてもらってます。ただし縦画面のSTGは……

 現在、業務用のモニタを手に入れられないか真剣に考えているところです。

 
 「戦国エース」がどうも苦手で、3x2wayでそこそこの速さの敵弾さえついつい慌ててミスしてしまうことがしばしばあり、結局よくて6面、下手すれば4面でやられてしまいます。ちなみに利用機体は「ストライカーズⅡ」の疾風並に性能・人気とも飛びぬけているアインです。この頃はそれほどマッチョな感じがしませんね。絵師さんの画風の問題なのかもしれませんが……。

 あまり考えても仕方ないのですが、むう、どうしてこんなに私は下手なのだろう。某格付けランキングでは上位にある初代ストライカーズ1945は(一回だけ、もののはずみで?)クリアしたことがあるのに。

 結局、あまりアテにならないのかもしれませんね、アレはね。

 独立独歩、とまでは言いませんが、どうも私には私の得手不得手があるようです。ということはランキングで下位にある「達人」や「虫姫さま(オリジナル)」ができないからといって、それほどガッカリすることもないということですね。「バランスが取れている」と言われる「1943」が超絶難度(=完全パターン仕様)の「イメージファイト」や「R-TYPEⅡ」より上位にあったりするからなあ。


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いぬがみ
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1981/07/04
自己紹介:
「シューティング好きの一般人」キャリアの割には一向に上手にならない、けれどもシューティングが好きな「雰囲気組」。それ以外にも80年代末~90年代のアーケードゲーム全般が好き(パズル、格闘ゲームは苦手)。
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