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The Place of The Videogamesというサイトの別館的位置付けで、基本的には色々と考えて思いついたことを書くところになります。腰の入ったレビューは本館にありますのでそちらをご覧ください。一部ゲームについては攻略(っぽい)ことも書いています。
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 まあ、本当はいますぐ病院に駆けつけて決着をつけなきゃいけないけど

 伊達さんともかれこれ10年以上の付き合いだしね

 ちょっと声かけてみようかな「おーい伊達さん、何やってんの?」

 「いや、これは……ちょっと野暮用でな」


 ちょっと挙動不審気味の伊達さんを問い詰めると

 な、なんとセレナのママにプレゼントするものを物色してるとか

 娘がいるのは知っていましたが、そっかバツイチなんでしたっけ

 そっか……酒と煙草のにおいしかしてなかった伊達さんがねぇ……


 まあ、どうやら本気みたいだし、止める理由もこれといってないので

 とりあえず店に入ってプレゼントを買ってくるよう促し

 なぜかその現場に同伴することに

 そして先客が帰った後、おもむろに取り出したのは高価そうな指輪


 「ママ、これ、受け取って欲しいんだ」

 「えっ?……もう! 伊達さんって冗談ばっかり!」

 「いや、ママ、俺はずっと……」

 100%無関係ながら、なぜか手に汗握る桐生さんとその中の人(笑)


 しかし、次の瞬間、ママの口から信じられない言葉が!(いったんCM)

 「出てって」

 「帰ってくれる? 今日はもうお店を閉めるから」

 「伊達さん。ここまでお世話になっていて申し訳ないけど、二度とお店に来ないで」


 やっぱり……いや! そうじゃなくて!

 いきなりプロポーズするのもどうかと思いましたが、だからといって……

 だからといって「二度と来ないで」はちょっとキツすぎるお言葉

 さすがの桐生さんも「いきなりそれはないんじゃないか」と詰問


 とりあえず伊達さんは放っとくことにして

 ママと桐生さん、ふたりきりで話すと、そのあたりの真相を語ってくれました

 いわく、ママの元旦那が刑事だったそうですが

 しばらく前に殉職してしまったのだそうです


 その後、色々とお世話をしてもらって、店まで持たせてもらった

 (格安物件として、先代のママが殺されたセレナ跡地を紹介しただけ)

 伊達さんが嫌いなわけではないのですが、その時の元旦那と重なって見えて

 それであんなことを……と、まあ、そういった話なのでした


 そういう理由なら仕方がない、伊達さんあきらめなよ

 とは言いませんが、とりあえずママが言っていたことを伊達さんに説明

 そうすると、伊達さんもその事件について思い当たる節があったみたいで

 殉職した刑事で元旦那というのは、伊達さんの部下でもあったそうなんですね


 ところが、ある凶悪犯がよりにもよってママを人質に立てこもり

 妻を愛するあまり犯人を撃てなかった刑事は、反対に犯人に撃たれて殉職

 一応、逮捕はされたものの

 伊達さんにもママにも暗い影を落とすことになってしまったのでした


 と、ここまで事件の経緯を話したところで

 次の瞬間、伊達に電流走る――!(違う)

 そういえば、さっきあそこ(セレナ)にいた男……

 あの男、あの眼、あれはかつての凶悪犯じゃないか!!!


 慌ててセレナに戻ると、そこにいたのは遥だけ

 すでに店のママはさらわれていたのでした

 まあ、遥が無事ならおれはどうでもいいや、というわけにもいかず

 犯人を追いかける桐生さんと伊達さん


 「これはおれの事件だ、手出しするんじゃねぇ」とはいうものの

 やっぱりひとりじゃ危ないよ、つって

 『思い出の場所』なんて洒落たことを言って逃げた犯人を探して

 そんな言葉のまったく似合わない雑居ビルの屋上へ


 またしてもママを人質に取り、対峙する凶悪犯と伊達さん

 「あの時と同じだな……だが今度は間違わない」

 そう言ってまずはママに銃口を向ける犯人でしたが

 伊達さんは言い放ちます――「おれは、あの時の刑事とは違う」


 「愛するものを戦って、戦い抜いて守らなければいけない」

 「そうしないと、戦った者も残された者も後悔する」

 「おれは、ママ、あんたを愛している、大切に思っている」

 「だからおれがあんたを守る――それがおれの誇りだ! おれの答えだ!」


この名言に逆上した犯人は、勢いで伊達さんに銃口を向けます

 それに対して、両手でしっかりと狙いをつけていた伊達さん

 ほぼ同時に響いた銃声

 愛するべき存在を奪おうとした者と、守ろうとした者の結末は……




 ……もちろん、片手で何となく狙いをつけた犯人が伊達さんを殺せるはずありません

 元警官で、しかも両手で構えていた伊達さんが、しっかり犯人を「射殺」

 見事、ママを助け出すことが出来たのでした

 か、かっこいいぜ伊達さん!!!(このあとどうするのか知らんけど)


 結婚、となるとやはりそう簡単にOKも出せないですからね

 「ちょっと考えさせて」とママはいったん言いましたが

 かなり、前向きな雰囲気での「ちょっと考えさせて」のよう

 沙耶ちゃん(伊達さんの娘)がどう思うか知らんけど、まあうまくいくといいね


 さて……と

 おれもそろそろ自分の物語を進めるか

 あ、そうだ、その前に……

 終わらせなきゃいけない大仕事が他にもあったんだ……


 次回「毒をもって毒を制す」 ご期待ください! 
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