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The Place of The Videogamesというサイトの別館的位置付けで、基本的には色々と考えて思いついたことを書くところになります。腰の入ったレビューは本館にありますのでそちらをご覧ください。一部ゲームについては攻略(っぽい)ことも書いています。
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 とりあえず、思いついたことからどんどん書いていきます。

 このゲームのことを考え出すと、必ず初めに頭に浮かぶのが、このオープニングです。



当時、高校1年生だった私は、このオープニングに完全にやられました。とにかく格好いい。感受性が今と比べてずっと高かった私は、いきなりこのオープニングでソウルをハックされてしまったのでした。


 まだコンピュータがそれほど一般的ではなく(私の身の回りでは、使えること自体がステータスだったような気がする)、それを利用して別なところにいる誰かとコミュニケーションをとったり仮想空間で買い物をするなんて、SFアニメの世界だと思っていた時代でしたからね。それをゲームの中で味わうことができたのは、とてもよかったです。

 そんなコンピュータ世界と、魔物たちの世界が同時に押し寄せてきたものだから、そりゃあもう完全にゲームの世界に取り込まれてしまいますよ。当時の私は兄者がプレイするのを後ろで見ながら、同時に自分自身でもプレイしました。そればっかりやっていました。

 ファミコン版の『II』やメガCD版の『真・女神転生』と比べて、悪魔との会話が複雑すぎるとか、現代女子高生っぽい話し方をするとか、そういうところに違和感を覚えた……というのもありますが、今思えば、それは(ゲーム内で)悪魔召還プログラムを組んだ人の言語センスによるものが大きいでしょう。悪魔の意志を翻訳するときのセンス。些細なことです。

 そういうわけで、まずは世界観に魅了されたのですが、さらにクリティカルな衝撃を受けたのは、個性的で魅力的なキャラクタでした。

(つづく)
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 (今回はかなり手探りな文章です。ご了承ください)


 『デビルサマナー ソウルハッカーズ』というゲームは、20年以上のゲームキャリアの中でもっとも心を乱される一本です。愛蔵渦巻くと言いますか、きちんと「こういうものだ」と自分の中でまとめることができないのです。

 最初に出たセガサターン版を兄者がプレイしていたのは1997年11月~12月のあたり。当時高校1年生だった私は、このゲームの世界をすごく気に入りました。

 ……いや、気に入ったと言うレベルではないかもしれません。ゲームの登場人物さながら、当時の私の心はこのゲームの世界に取り込まれていた、というレベルだったように思います。

 結局、途中まで進めたところで不慮の事故によりセーブデータが消失。長いダンジョンをもう一度プレイするのもしんどいし……ということで、そのまま15年が過ぎました。


 そのまま何もかも忘れて平穏な日々を過ごせればよかったのですが、残念ながら、そういうわけにはいきませんでした。

 何かのきっかけで思い出すと、その世界に行ってみたい感情と、それを止める理性がせめぎあい、また気持ちが不安定になってしまうのです。

 そういうわけで、この気持ちに決着をつけるために、あえて虎穴に入ることにしました。再びセガサターン版の『ソウルハッカーズ』をプレイすることにしたのです。


 ……これから何回か、『ソウルハッカーズ』のことについて、文章を書くと思います。

 それはゲームの世界に私の魂を奪われないためであり、私自身の気持ちを整理するためです。

 手探りで自分の気持ちを確かめながら、言葉にしていく。そしてこの15年間の気持ちに決着をつける。 

 それほど大きな存在なんです。私にとっての『ソウルハッカーズ』というのは。


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1981/07/04
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「シューティング好きの一般人」キャリアの割には一向に上手にならない、けれどもシューティングが好きな「雰囲気組」。それ以外にも80年代末~90年代のアーケードゲーム全般が好き(パズル、格闘ゲームは苦手)。
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