The Place of The Videogamesというサイトの別館的位置付けで、基本的には色々と考えて思いついたことを書くところになります。腰の入ったレビューは本館にありますのでそちらをご覧ください。一部ゲームについては攻略(っぽい)ことも書いています。
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「自分の手で、親父(名嘉原のオッサン)のこと弾いたやつ見つけたいんです
カタキを取りたいんです!」 そんな気持ちひとつで、右も左もわからずにやって来た熱血男・島袋力也 義理人情が服を着て歩いているようなやつです その代わり、地理というか、まあ…… いきなり「コンビニで待ってます」、とかってメールを送ってくるお茶目さん 「一体、何軒あると思ってるんだよ……」 桐生さんのボヤキも、ごもっともです(笑) それでも、そんな力也のおかげで 神田の居場所がすぐに発覚 「赤レンガ」というホテルにいる、という情報を子分から聞き出し 力也と一緒に突入します ただしこのホテルは……いわゆる「カップル向け」ホテルで フロントのオバチャンに怪しまれてしまう二人 そこで一計を案じた力也 その作戦とは! ……腕組みカップル偽装大作戦でした…… 心情的なところはともかく、またもや力也にピンチを切り抜けさせてもらい いよいよ突入…… ところが、話をする前に部屋から逃げられてしまい 手分けして錦山組の連中を倒しつつ、ホテルの中を探し回ることに 誰もいない部屋だったり、女の子が準備中の部屋だったり なぜか部屋の中で腕立て伏せをしていたり(?) ともかく片っ端からドアを蹴り破り、見つけては逃げられを繰り返し 最上階のVIPルームでようやく対決 下着姿と言う極めて情けない姿ですが その代わりおたふくと弁天の刺青は余すところなくアピール そして何よりも恐ろしいのは 「お前は超人ハルクか!?」といわんばかりの怪力 壁に張り付いていた大理石の巨大レリーフを引っぺがして それを振り回す豪腕ぶり(と、引っぺがす時のアクション!)は 敵ながら天晴れと言うか、驚愕に値すると言うか さすが、力で組長までのし上がっただけあるのです もちろん、それでも勝つのが東城会四代目 フィニッシュホールドは回転ベッドへのジャーマンスープレックスから ロメロスペシャルでバキバキでした キン肉マン対ジェシー・メイビアを思い出すフィニッシュですね(古い) しかしながら、力は強いけど頭は回らない典型的なパワーファイター 「こんな陰謀を計画できるようなヤツじゃねぇ」 ということで、あっさり容疑者からは外れました 次の容疑者は、近頃神室町を狙っていたと言う浜崎へ…… ……行く前に、「東京って、怖い街なんすね」とテンション↓↓の力也に 「怖いだけの街じゃねぇってことを、教えてやるぜ」と優しい言葉をかける桐生さん 次回、命がけの戦いの最中に訪れた束の間の休息 『冷麺物語―柏木さんをしのんで―』 にご期待ください! PR
東城会若頭・二代目風間組組長 柏木修 (ダンダン!)
「1」の頃からずっといた さらにいえば1995年当時からずっといた 東城会きっての古参です 後に力也に語る時、かなり真剣に考えて 「影の薄い人だった……」という答えを出してしまうほど 目立たない人です (もうひとつの選択肢は「影の実力者」) 元々、どうしてその筋の人たちなのかわからないくらいの穏健派で 嶋野組との抗争の時は助けに来てくれましたが 「2」では五代目会長に冷遇され(苦笑) あげくの果てに敵対組織によって事務所を爆破されてしまうと言う憂き目に 本作でも一応、若頭として緊急幹部会を招集しますが 「ワシが桐生の首とったらぁ!」と息巻く宮迫……もとい神田や ねっとりした顔で七代目の座を狙う浜崎を抑えきれず 真島の兄さんには「どうでもええ」と途中退席されるという有様 それでも、真島の兄さんと同じかそれ以上の付き合い プレイヤー自身も、数少ない「本当に、心から信頼できる存在」として なくてはならない人なのです それは神室町に住む、カタギの人たちも同じ気持ちのようです ただ、出番が増えれば……というか、陰謀の中枢に近づこうとすれば 命を狙われるのが世の常 突然現れたヘリからの(ガトリング砲の)銃撃によって あえない最期を迎えることとなってしまいます これは本当にショックでした 目立たなくてもいいから、ずっと生き続けて欲しい 柏木さんがいなくなったら、まともな話の出来る人が誰もいないですよ (真島の兄さんは……昔よりは多少、話せるようになったけど) * その後、 警察官からの追跡を何とか振り切り、裏通りで出会ったのは かつて自分を取り調べた、その後奇妙な友情関係になった 「伊達さん」 現在は刑事時代の人脈を生かした(?)記者として活躍中 デスクをパシリに使う、相変わらずの(??)ご様子でした 伊達さんからの言葉もあって とりあえず神田の野郎を探すべく街に飛び出した桐生さん するとそこに、力也からの電話が! 「実はおれ、今、神室町に来てるんすよ……」 何があるのかわからない今の神室町に、連れて行くわけには行かない うまくだまして沖縄に置いてきた力也が、どうして神室町にやってきたのか 次回、そのあたりのことが明らかになる! 『でもオカマだけは勘弁な』 ご期待ください! (変更の場合があります)
名嘉原のオッサンを撃ったのは、娘の咲の似顔絵によれば
桐生さんの育ての親・風間の親っさんでした しかしながら、親ッさんはずっと前に桐生さんの前で 亡くなっているはず…… そんな、まさかと首をかしげるところに かつての兄貴分(かな)・柏木さんから連絡が入ります なんと東京でも、風間の親っさんが現れて 東城会六代目・堂島大吾が撃たれたということでした 謎が謎をよび謎だらけ とにかく柏木さんと会うべく、桐生さんは久々に神室町に行きます 本当はここで子どもたちとの触れ合いがあるのですが それは前回、書いてしまったので割愛します 2年ぶりとなる神室町天下一通り 「変わらねぇなあ、この街も」 つかの間、懐かしさに浸る桐生さんでしたが 実際のところは、街も街を仕切る東城会も、大分変わっていました 100億をめぐる内部抗争、さらに関西・近江連合との抗争で 古参の幹部がほとんどいなくなり、新たなメンバーが台頭してきたのですが それがどいつもこいつも…… 少なくとも、桐生さんの味方になってくれるような人は、いませんでした 5年前の内部抗争で死んだ某幹部にそっくりの錦山組三代目 『神田強』 他の幹部と比べてストイックでスタイリッシュな白峯会会長 『峯義孝』 底知れぬ不気味さを持つ関西の裏金融……いや浜崎組組長 『浜崎豪』 大体こんな人たちが、今の東城会の主要幹部のようです このうち錦山組は、風間組から神室町を乗っ取ろうとしていて その拠点とするべく昔からおなじみのホストクラブ『スターダスト』を急襲 たまたまそこを訪れた桐生さんは 錦山組の若頭『長谷部』と激闘を繰り広げることとになります 錦山組の若頭というのは剣術が必須項目なのかわかりませんが この男も素手で形成不利と見るや、どこからともなく刀を取り出します 現代を舞台にしたゲームが、いきなり『風雲幕末伝』になってしまう瞬間です こうなると結構強いので、こちらも店内の設備をフル活用して応戦します で、激闘の末に長谷部をぶちのめすと、 「柏木のオッサン、殺されるで……もう戦争は始まったんや」 そんな捨て台詞を吐いて絶命します(たぶん死んでない) 風雲急を告げる神室町、とりあえず柏木さんに会うため、風間組事務所へ向かうことに (つづく)
前回は、土地買収問題に関する大人の話し合いについて書きましたが
今回はそういった荒々しさのない、純堅気としての桐生さん 児童養護施設『アサガオ』の経営者として 深すぎる愛情をもって子どもたちと接する『おじさん』についてです 中の人はケンカ大好きケンカ狂のアクションバカ一代なのですが(笑) 今の桐生さんはれっきとした児童養護施設の経営者 様々な理由でやって来た子どもたちの面倒を見つつ 魚を釣ったりカレーを作ったりする日々が本来なのです 当然、子どもは子どもなりに、難しい問題に遭遇することがあります 境遇が境遇だけに、よりつらい気持ちになることもあるでしょう そういった問題を、一握りの偶然と桐生さん一流の言葉でひとつひとつ 解決していく…… とはいったものの、最終的には子どもたち自身が 自発的な行動で、解決させているところが多いんですよね 桐生さんはそのきっかけを与えるだけで だからこそ、破壊的なプレイヤー自身の心も満たされると(笑) 志郎がイジメられていると聞けばすぐに担任に連絡し エリと綾子のやり取りがきっかけでちょっと難しいことになった時も 機転を利かせていい雰囲気を取り戻し 泉がワン公……いや子犬と分かり合うためにコンビニにひた走り 理緒奈の仲を取り持つべく中の人も真剣に三雄のコーディネートを考えたり (「間違ったアメリカンみたいっすね」と力也に言われたのはナイショ) 太一を元気付けるためにプロレスの興行をやったり、宏次…… 宏次……は……えっと……………… まあ、それはともかく!(ヒートアクション「話題転換の極み」) 怒声と札束が飛び交い、血もたくさん流れ、 果ては鎧武者や巨大虎(しかも2頭)と戦うこともあった世界を経て ようやくたどり着いた安息の場所が、アサガオだったのです そしてプレイヤー自身がゲームをする際に持っていた 金か力で何でも解決させるような根性(ただし筋は通す)を 随分と和らげてもらったものです ハートフルな要素も大幅増量なのです で、こんな感じで(多少荒っぽいこともあったものの) 平穏な日々を満喫していた桐生さんの日々が、大きく揺らぎだす 2009年3月某日の、力也の言葉 「親父が……撃たれた――」 (つづく)
「密輸も麻薬もやらない、昔かたぎの」という設定で
よく物語に出てくる『その筋の人たち』 そういった人たちは、たいてい堅気の人たちからも慕われています 神室町の『風間組』しかり、琉球街の『琉道一家』しかり でも、そうはいっても 「どうやって、生計を立ててるの?」 密輸もせず、麻薬もやらず、法外なみかじめ料も取らない でも額に汗してるようにも見えないし?(笑) まあ風間組は悪徳金融会社からの借金回収の報酬と あとは……『寄付』とかで成り立ってるのかな(?) 名嘉原のオッサン(というにはちょっと年配ですが)は 土地の賃貸料とかで何とかやってるんでしょうね ……と、そんなことをつい考えてしまうくらい 琉道一家の皆様は、商店街の人たちに愛されているのですね 『その筋の人』という立場を守りつつ、地元民から愛されるとなると そのあたりがギリギリの線引きなのかな あとは、まあ本当に『用心棒』として治安維持に一役買っているみたいだし やっぱり市場の人たちからの『寄付』もあるんでしょうね 「おいおい、別にそんなのいらねぇよ」とか言いながらも 貰い受ける若頭の姿が、こうしてテキストを書きつつ浮かびました まあ、商店街を仕切っている琉道一家と対象的に あまりにもステレオタイプと言うか、一切手加減なしでぶちのめしたくなる(笑) 極悪集団が、街の北の方を仕切る『玉城組』 地元住民からも恐れられ、嫌われるゴミクズみたいな連中です 現実に着ている人を見たことがない真っ赤なスーツを着た Vシネマに100本以上出演していそうな男が組長で ナイフを手裏剣みたいに投げつけるわ、メリケンパンチを繰り出してくるわ 卑怯100パーセントの攻撃を繰り出してきます(でもパンチは結構速い) 力也みたいに、きちんと素手で向かってくるならこちらも素手で戦いますが そっちがその気なら、つってこちらもソファなり何なりで応戦 部屋の中のあらゆる武器になりそうなものを破壊し尽くしたあげく トドメの一撃を食らわして、『白黒はっきり』つけたのでした その後、玉城組の上位組織である『東城会』のトップ・大吾が出てきて ひとまず手打ちとなったのですが 実際に目の前で相手が死なないと、いつか復讐されるのがこの世界 わずかな不安を抱えながらも、一年の月日が流れるのでした (つづく) |
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プロフィール
HN:
いぬがみ
年齢:
43
性別:
男性
誕生日:
1981/07/04
自己紹介:
「シューティング好きの一般人」キャリアの割には一向に上手にならない、けれどもシューティングが好きな「雰囲気組」。それ以外にも80年代末~90年代のアーケードゲーム全般が好き(パズル、格闘ゲームは苦手)。
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