The Place of The Videogamesというサイトの別館的位置付けで、基本的には色々と考えて思いついたことを書くところになります。腰の入ったレビューは本館にありますのでそちらをご覧ください。一部ゲームについては攻略(っぽい)ことも書いています。
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このゲームには、実にたくさんのアイテムが出てきます
食べ物、飲み物、武器に防具にその他貴重品…… まあ、中にはジョークアイテムみたいなのもあったりしますが 時々ゲームバランスをも破壊する壮絶なシロモノが出てくることもあります この時、桐生さんが装備していた『シーサーシリーズ』もそうでした ペンダント、腹巻き、ベルトの3種類を装備すると 『ガードが固くなるらしい』ということだったので 酒屋の主人と謎の男・ボブ宇都宮からもらったそれらを装備することに 当初、『ガードが固くなる』っていうのは どんな激しいラッシュを喰らっても崩れることがない その程度に思っていたのです メリケンパンチとかソファ攻撃とか、そういうのもね ところがゲームを進めているうちに、そうではないことに気づきました ナイフ……完全ガード(ま、このくらいならね) 日本刀……完全ガード(おお、これもいけるのか、スゴイな) 拳銃、サブマシンガン、ショットガン……完全ガード、って、えっ!? いや、相手が撃ってきたから反射的にガードボタンを押したんですが そうしたら、まったくのノーダメージで パンチが届く距離から撃たれても全然平気なんですよね とりあえず私はSS(シーサー)フィールドと命名しました そんな汎用人型決戦兵器ぶりを発揮していた桐生さんなので 一番苦労したのはチェイスミッション(追いかけっこ)という体たらく 戦闘で負けたことは一度もありませんでしたが これで2回、コンティニューしてしまいました もうやだこれ(苦笑) ま、そんなインチキ装備でガードを固めて ナイフも銃弾も跳ね返し、ゆっくり歩いて近づきヒートアクション ほとんどターミネーター状態で2人を撃退 あの時は仕損じたが、今度は間違えねえ……まずは…… ……と言いたいところですが、多分ここで荒瀬をSATSUGAIすれば 今度はその復讐といって、誰かが桐生さんを付けねらい、戦いが終わらないだろうし 何より桐生さんが驚くほどクールでドライだったので、無罪放免ということに 「もう迷惑はかけねぇ」という約束を取り付けて…… そして第五章くらいからずっと続いていたストーリィが完結 あとは堅生会の問題だから、ということで桐生さんは手を引きます ただ好き勝手に暴れられるから、という理由で参加したミッションですが 誰かのためになったならよかったかな、そう言ってチャンピオン街に消えていったのでした PR
本編とは別に進めているストーリィ、それは……
『堅生会』という、柏木さんが作った、その筋で生きていた人たちが カタギで生きることを支援する組織の活動を妨害する 『復讐者』と名乗る連中を叩き潰すこと あくまでも『柏木さんの作った堅生会のため』という名目ではありますが やってることは実質、バウンティハンター(賞金稼ぎ)と同じようなこと ○○という『復讐者』がどこそこにいるから捕まえてくれ、という依頼を受けて それを果たし、リスクに見合った見返りを受ける……というシステムです 闘技場のシステムにうんざりして飛び出した桐生さん(の中の人)にとって 何の気兼ねもなく暴力を振るうことが出来るチャンスと映ったこのミッション 次から次と任務を請け負い、すぐに現場に急行 ひとりひとりつかまえては自らの力を振るったのでした まあ、実際に戦ってみると必ずしも根っからの悪党ではないやつも多数おり ……というか後に語る首領とその側近以外はそういうやつらばっかりで みんな何がしかの挫折を味わい、それで復讐者に身を落とした……というやつらばかり ただ暴力を振るうだけでなく、彼らを救うという意味もあったのです ま、桐生さん(と中の人)にはあんまりそういうのは関係ないとばかりに どんどん相手をぶちのめし、関東の連中がいなくなったら琉球の連中も撃退 盲目の拳法家とか、もはやただのチンピラみたいな連中ではなく 本気の人たちが出てきましたが、それでも何とか倒しました そして、幹部級の連中をも倒し、ようやくたどり着いた首領 それはまったく想像していない、桐生さんもよく知る人物でした ……錦山組若中・荒瀬和人 極度の銃キチガイで元祖・赤いコスチュームの殺人狂時代男です テ、テ、テメエ生きていやがったのか! と中の人は激しく動揺 桐生さん自身は「お前は確か、錦のところにいた……」って極めて冷静ですが ちょっと、ちょっと! こいつこそセレナの先代・麗奈を射殺して シンジをもSATSUGAIしたやつじゃないですか! 何でそんなに落ち着いて…… まあ、荒瀬も5年前のその時にぶちのめされたせいで絶縁(参照)されて ナントカカントカって恨み言を並べてきましたが、知るかそんなもん! 確かに麗奈は敵対していた錦に色々情報を漏らしてたけど仲間だったんだし 今度こそこの場で二度と立ち直れないように叩き潰してやるよ!!! 荒瀬の攻撃スタイルは相変わらずのスタイリッシュ二丁拳銃乱れ撃ち しかも今回は部下(真島の兄さんばりの超移動とナイフ攻撃)と一緒に来ます 部下のナイフにけん制されているうちに遠くから銃弾を喰らう桐生さん しかし……(後編へ続く)
まあ、本当はいますぐ病院に駆けつけて決着をつけなきゃいけないけど
伊達さんともかれこれ10年以上の付き合いだしね ちょっと声かけてみようかな「おーい伊達さん、何やってんの?」 「いや、これは……ちょっと野暮用でな」 ちょっと挙動不審気味の伊達さんを問い詰めると な、なんとセレナのママにプレゼントするものを物色してるとか 娘がいるのは知っていましたが、そっかバツイチなんでしたっけ そっか……酒と煙草のにおいしかしてなかった伊達さんがねぇ…… まあ、どうやら本気みたいだし、止める理由もこれといってないので とりあえず店に入ってプレゼントを買ってくるよう促し なぜかその現場に同伴することに そして先客が帰った後、おもむろに取り出したのは高価そうな指輪 「ママ、これ、受け取って欲しいんだ」 「えっ?……もう! 伊達さんって冗談ばっかり!」 「いや、ママ、俺はずっと……」 100%無関係ながら、なぜか手に汗握る桐生さんとその中の人(笑) しかし、次の瞬間、ママの口から信じられない言葉が!(いったんCM) 「出てって」 「帰ってくれる? 今日はもうお店を閉めるから」 「伊達さん。ここまでお世話になっていて申し訳ないけど、二度とお店に来ないで」 やっぱり……いや! そうじゃなくて! いきなりプロポーズするのもどうかと思いましたが、だからといって…… だからといって「二度と来ないで」はちょっとキツすぎるお言葉 さすがの桐生さんも「いきなりそれはないんじゃないか」と詰問 とりあえず伊達さんは放っとくことにして ママと桐生さん、ふたりきりで話すと、そのあたりの真相を語ってくれました いわく、ママの元旦那が刑事だったそうですが しばらく前に殉職してしまったのだそうです その後、色々とお世話をしてもらって、店まで持たせてもらった (格安物件として、先代のママが殺されたセレナ跡地を紹介しただけ) 伊達さんが嫌いなわけではないのですが、その時の元旦那と重なって見えて それであんなことを……と、まあ、そういった話なのでした そういう理由なら仕方がない、伊達さんあきらめなよ とは言いませんが、とりあえずママが言っていたことを伊達さんに説明 そうすると、伊達さんもその事件について思い当たる節があったみたいで 殉職した刑事で元旦那というのは、伊達さんの部下でもあったそうなんですね ところが、ある凶悪犯がよりにもよってママを人質に立てこもり 妻を愛するあまり犯人を撃てなかった刑事は、反対に犯人に撃たれて殉職 一応、逮捕はされたものの 伊達さんにもママにも暗い影を落とすことになってしまったのでした と、ここまで事件の経緯を話したところで 次の瞬間、伊達に電流走る――!(違う) そういえば、さっきあそこ(セレナ)にいた男…… あの男、あの眼、あれはかつての凶悪犯じゃないか!!! 慌ててセレナに戻ると、そこにいたのは遥だけ すでに店のママはさらわれていたのでした まあ、遥が無事ならおれはどうでもいいや、というわけにもいかず 犯人を追いかける桐生さんと伊達さん 「これはおれの事件だ、手出しするんじゃねぇ」とはいうものの やっぱりひとりじゃ危ないよ、つって 『思い出の場所』なんて洒落たことを言って逃げた犯人を探して そんな言葉のまったく似合わない雑居ビルの屋上へ またしてもママを人質に取り、対峙する凶悪犯と伊達さん 「あの時と同じだな……だが今度は間違わない」 そう言ってまずはママに銃口を向ける犯人でしたが 伊達さんは言い放ちます――「おれは、あの時の刑事とは違う」 「愛するものを戦って、戦い抜いて守らなければいけない」 「そうしないと、戦った者も残された者も後悔する」 「おれは、ママ、あんたを愛している、大切に思っている」 「だからおれがあんたを守る――それがおれの誇りだ! おれの答えだ!」 この名言に逆上した犯人は、勢いで伊達さんに銃口を向けます それに対して、両手でしっかりと狙いをつけていた伊達さん ほぼ同時に響いた銃声 愛するべき存在を奪おうとした者と、守ろうとした者の結末は…… ……もちろん、片手で何となく狙いをつけた犯人が伊達さんを殺せるはずありません 元警官で、しかも両手で構えていた伊達さんが、しっかり犯人を「射殺」 見事、ママを助け出すことが出来たのでした か、かっこいいぜ伊達さん!!!(このあとどうするのか知らんけど) 結婚、となるとやはりそう簡単にOKも出せないですからね 「ちょっと考えさせて」とママはいったん言いましたが かなり、前向きな雰囲気での「ちょっと考えさせて」のよう 沙耶ちゃん(伊達さんの娘)がどう思うか知らんけど、まあうまくいくといいね さて……と おれもそろそろ自分の物語を進めるか あ、そうだ、その前に…… 終わらせなきゃいけない大仕事が他にもあったんだ…… 次回「毒をもって毒を制す」 ご期待ください!
一方で、ストーリィの何がしかで誰もが必ず通る娯楽施設が
某所の地下に建設されている『闘技場』 金をもてあました悪趣味な連中の前で 一切の武器、防具を身につけずに己の力をぶつけ合う場所です 初代の頃は「殺しても殺されても文句は言えねえ」 「ここは賽の河原だ、三途の川もすぐ近くってな」(サイの花屋) といったダーティな場所でしたが、経営者が真島の兄さんになってからは(?) もう少しエンターテイメントよりの場所になりました で、今回はそのエンタメ色がさらに推し進められて なんだか『人気』を意識しなければならないとか 要するに勝ち方とか、試合の組み立て方とか、何とかかんとか プロレスをしなければいけない、ということのようなのです 実際、同じ技を連発したり、そういったしょっぱい試合をすると 観客が静まり返り、時にはブーイングを浴びせてくるようなことが リングに立つ者はそういった見栄えも意識して 試合を作っていかなければならなくなりました 「勝ち方にこだわって戦なんてするもんじゃないぜ」(前田慶次@戦国無双) どんな手を使っても相手を叩きのめせばいいという 初期アルティメットのような昔の闘技場の空気が好きだった私には この場所はちょっと、違うな、と思ってしまいました 人気度によって称号が変わるとか、もらえるアイテムが変わるとか そういうのもあるみたいなんですが、いいですよ私はそんなの ブーイングを浴びせられるたびに、だんだんと観客に腹が立ってきて 「テメーラのために戦ってるんじゃねぇんだ!」そんな気になってしまいました そうすると、餓狼伝ふうに言えば 「最初から参加しないという自由」はプレイヤーにもあるので 試しに数回プレイして、それっきり最後まで行くことはありませんでした 少なくとも私の哲学とは、ちょっと違うな、と思いました かといって、街中でからんでくるチンピラはあまりにも弱すぎて 最初こそこっちからケンカを買ってもらっていたのですが ひとり5秒で倒せるようになると、なんだか退屈になってきて 極力避けて通るようになりました そんな中、町外れの駐車場でアヤシイ機械を広げているジイサンを発見 何やら自分の記憶と戦う『インナーファイター』という機械だそうで 初回プレイは10万円(以降は1回1万円)ということですが いやいや、そんな安くていいのかい? と逆に聞き返したくなるような大発明 早速椅子に座って装置をバチバチとやってもらうと ……過去に戦った強敵たちが蘇えってきます 玉城……嶋野、じゃなくて神田……真島の兄さん……ラウ…… ……譲二……そして、最後の相手は…… あくまで機械によって再現された桐生さんの精神世界なので 現実とは一味もふた味も違った戦いをすることになりますが そういった激闘を経て、新たな技を思いつくことがあります 1回1万円で強くなれるのだから、安いものです(相手に勝てればね) 私が特に気に入った技は『余裕の紫煙』 ケンカ中おもむろに煙草に火をつけ、プカーッとやる小技なのですが ここからさらに『ケンカ奥義にふさわしい』大技を繰り出すことが出来ます 格下相手にはこれと『強力の極み』でSATSUGAIです サブゲームを極めるもよし、闘技場のチャンピオンとなるもよし そして私のように、ストリートに生きるもよし やる人によって、自分の人生を味わえる懐の深さは 誰もが「さすが!」と膝を打つしかないでしょう さて、話を戻しますか さっさとセレナに行き、遥を預けて大吾のいる病院へ行かなきゃね つって、タクシーを拾うために通りにでると…… あれ? 伊達さん、そんなブランドショップの前で何やってんの? 次回『愛の形2009/伊達さんの場合』 ご期待ください!
遥との遊びの話になったので、サブゲームについての感想を少し
このゲームでは、街中の施設で遊ぶことが出来ます バッティングセンター、ビリヤード、ダーツ、麻雀、将棋、パチスロ さらに打ちっ放しではなく、本格的なコースを回るゴルフなどなど…… しかもそれらひとつひとつが、一昔前ならそれだけで単体のゲームになるくらい 作りこまれているのが、本作の驚くべきところ ストーリィ上は「急いで○○へ行かなきゃ!」みたいな状態なのに 20時間も30時間もハマった人は300万人とも400万人とも言われています で、そういったサブゲームをクリアしないと手に入らないアイテムがあり そのために夢中になるのは当然ですが ついでに(なぜか)『遥の信頼度』も上がるので 全国893万の釘宮狂、いや漢たちが目を血走らせてコントローラを握り続けました ……と、こういった話をしてみたものの 私はそれほどサブゲームは熱心に取り組んでいません ゴルフとバッティングセンターをちょっとやったくらいかな (将棋は遥と2回やって、2回負けて、それっきり) なぜかといえば、私が下手だから……い、いや! そうではなく! ゲームの世界観があまりにもリアルで、それゆえ 「おれはあんまり好きじゃないから」 そんな理由で行かないことが多数ありました これはパチスロとか、そういうところの話ですよ ダーツとかボーリングとかビリヤードとか、そういうのは好きですから でも、そういった遊びよりも「ケンカして強くなること」が何よりも楽しくて 結局、酒飲んで街で暴れて飽きたらストーリィを進める、といった感じに あとは、個人的にはこの『信頼度』システムがあまり好きじゃないってのも あったりなかったり 食べたいものとか飲みたいものとか、そういうのならわかりますが 「パチスロで3000枚勝って~」って、18歳未満入店禁止だコラ!(笑) 確かに遥は桐生さんにとって、守るべき大切な存在だとは思います でも、だからこそ、それゆえに 物で釣るような真似はしたくない! のです (あと、将棋は中の人がメチャクチャ弱くて恥ずかしいので) まあ、あくまで製作者からのひとつの提案といった程度であって 私のようにサブゲームをほとんどやらずにストーリィだけ進めていっても 十分に楽しめるように出来ている懐の深さはさすがというもの 最終的に『遥の信頼度』はDでした あと、一応ギャンブルの方は一通りやったつもりです (色々あってもらったインチキアイテムを消化するために) 麻雀は視力が悪すぎてマンズの識別が出来ないので数回で断念 気が付いたら1800万くらいの所持金を常に持ち歩く宮路社長状態に(笑) (次回は、闘技場とかについて) |
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プロフィール
HN:
いぬがみ
年齢:
43
性別:
男性
誕生日:
1981/07/04
自己紹介:
「シューティング好きの一般人」キャリアの割には一向に上手にならない、けれどもシューティングが好きな「雰囲気組」。それ以外にも80年代末~90年代のアーケードゲーム全般が好き(パズル、格闘ゲームは苦手)。
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