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The Place of The Videogamesというサイトの別館的位置付けで、基本的には色々と考えて思いついたことを書くところになります。腰の入ったレビューは本館にありますのでそちらをご覧ください。一部ゲームについては攻略(っぽい)ことも書いています。
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 翌日。

 社長の椅子で週刊現代を顔に載せたまま寝ると言う器用な方法で爆睡していた秋山さんが窓から見た光景は、惨憺たるものでした。

 「こりゃあ、今日も集金にいけそうにないな」

 ビルや道路は破壊され尽くし、往来には昨日の化け物が闊歩、電話は完全に不通になっているという有様でした。おまけに花ちゃんは高熱を出して苦しんでいるし、化け物は事務所まで襲い掛かってくるという危機的状況。

 とりあえず神室町イチの名医(他に医者がいるかどうかは不明)である柄本先生を呼ぶべく、修羅場と化した街に飛び出したものの、そこで見たのは巨大な鋼鉄製の壁。昨日までは、こんなものなかったのに。

 壁の向こうに誰かがいないか呼びかけると、

 「無駄だよ。……俺たちは、隔離されたんだ」

 と、なぜか後ろから声が響きました。振り返ると、見るからに堅気ではありませんといった風貌の男が。……本人いわく『長濱って言うケチな極道』だそうです。

 まあパッと見て善人ではないようですが、ともかく壁の向こう側に脱出する方法を知っていると言う話なので、しばらく行動をともにすることに。ついでに隠し武器屋(元々暴力団の事務所があった劇場地下。そのあとは冴島さんのアジトになっていた)で基本装備となる2丁拳銃『マケドニアシューター』を手に入れ、いよいよ脱出作戦開始です。


 マップがあるにも関わらず、地下迷宮で迷いまくり、そのために使わなくてもいい弾丸を消費しまくった(まあ拳銃の弾は無限ですが)私。……ともかく迷路状のダンジョンを駆け抜け、マンホールから壁の向こう側の街に。果たしてここはどうなっているのかというと……

 ……いつもの神室町でした。

 体験版ではちょうどここで終わっていたので、「何コレ? 夢オチ?」と本気で考えてしまいましたが、もちろんそういうわけではありません。大崩壊&隔離エリアは、神室町のごく一部に過ぎなかったのです。
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 最初のキャラクタは、(一応)カタギの街金融・秋山さん。

 なんだかフワフワしてるというか、軽くていいかげんで経営者としてやっていけるの? と思いつつ、やるところはしっかりやるという性格が素敵ですね。山寺宏一さんが演じていることもあり、『神室町のスパイク・スピーゲル』と呼んでいます。

 いつものように街をブラブラ……真っ昼間から酔っ払って往来でリバースする人がいる程度で、「今日も平和だねえ」とのんびりムードだったのですが、それを打ち破るのが……有能秘書・神室町の涼宮ハルヒこと『花ちゃん』(単に声優が同じってだけで見た目は全然ですが)。

 すでに携帯すら持ち歩かない自由人っぷりを厳しく糾弾したあと、そのまま集金に一緒に行くことになったのですが……本当に平和な日常が崩れ始めます。


 劇場前広場のビルから突然降って来た暴力団員。結構高いところから落ちたのに自力で立ち上がったその男は……あろうことか、駆けつけた警官にいきなり噛み付きました。しかも銃で撃たれても倒れない化け物っぷり。とりあえず花ちゃんを逃がした秋山さんは、その暴力団員の拳銃をとっさに拾いつつ、劇場地下に逃げ込みます。

 「おいおい、増えちゃってるよ……」

 さすがの秋山さんも冷や汗ものです。さっきビルから降って来た男だけでなく、その手下と、さらにさっき噛まれた警官までが化け物となって秋山さんに襲い掛かってきたのです。

 「あのさ……穏便に話し合う気は、ないんだよね……」

 一応、説得を試みるものの、引き下がる雰囲気はまったくなし。だったら、このまま殺されるわけには行かない! ということで、拳銃を手に戦いを始めるのでした。

 まあ、ここはチュートリアルです。そんなに難しいものではありません。距離を取って射撃(自動照準)しまくれば、どうにかなるレベルでした。


 とりあえず、その場のピンチを切り抜け、花ちゃんとともに事務所へ戻る秋山さん。「今夜はここに泊まって行きますから、襲わないでくださいね」と結構マジな表情で言う花ちゃんに、

 「襲う? 君を?」(笑)

 と、花ちゃんがムッとするくらいの笑顔で言う余裕がありました。まだ、この時点では……。
 『龍が如く』シリーズと言うのは、犬神にとって、なんとも難しい立ち位置のゲームです。

 かつて(初代と『2』の頃)は運動らしい運動もせず、煙草は毎日吸いまくり、気持ちばかり背伸びして妄想世界でヒーローになっていた時代でしたから、はっきり言ってその暴力に酔いしれていました。もう中年スーパーマン佐江内氏くらいに酔いしれていたのです(参照)。


 ハードが変わって中身が大幅にパワーアップした『3』がどうであったかというのは、わざわざ『特集』カテゴリを設けているくらいなので、どれほどのものか察していただけると思いますが、『4』は……それほどでもなかったんですよね。

 いや、こんなことを言いつつも、ガッチリ2周したんですけどね。ただ従来のように、単純に暴力に酔いしれたり残虐の限りを尽くして快楽を感じていたとか、そういうわけではないのです。

 なんというか、色々悩みながらのプレイでした。

 私は堅気の人間で、暴力団の世界と言うのは私にとって害悪しかもたらさないもの。義理とか人情とか、そんな言葉で人を殺したり傷つけたりするのが、果たしてかっこいいのか? と思うと、「いい!」と即座に答えられないのですね。

 ましてやプレイヤーのひとりは、相手も同じ暴力団構成員とはいえ18人も殺している凶悪死刑囚。本来であればその時点でNGなのですが……実際にプレイしてみると、その元暴力団員で死刑囚の冴島さんの方が人としてまっすぐで正しい道を歩いていて、一般人のほうがよほどモラルも何も無いことに気づいたんですね。

 暴力団を美化しちゃいけない。暴力団員をかっこいいと思っちゃいけない。でも実際には、そういった人たちの方がよほど人として正しい気がする……。

 悩みながらたどり着いた結論としては、広域指定暴力団東城会直系冴島組組長・冴島大河(ダンダン!)としてではなく、たまたま神室町にいた『冴島さん』として、好きになろう、と。……そして、私自身はそういう生き方は出来ないし、する必要もないんだから、ということで神室町を立ち去ることにしたのでした。

 (まあ、「4」ではカタギ? の金融業者さんと警察官の人がいたので、何とかバランスしていたのですが)


 ところが、再び神室町に戻ってきてしまいました。

 大ファンの兄者に薦められて、というのが理由です。そうでなければ、きっとこれから先、ずっとやらなかったと思います。

 どういった形であれ、足を踏み入れてしまったのだから、ちゃんとケジメをつけなければいけないですからね。これが最後のケジメとなれば……と思いつつ、久々に日記形式で書いてみたいと思います(完結するかどうかは不明)。
 『ダライアスバースト アナザークロニクル』は、帰省中の兄者と2人プレイでやることで、ようやくクリアすることが出来ました。

 とりあえず2面の『エンシェントバラージ』も、ちゃんとパターンを見切ってノーミスで切り抜けられるようになりました。そしてその次、最終面の『ハングリーグラトンズ』の猛攻もしのぎきり……兄者は先に撃墜され、私も残機ゼロと言う、かなりきわどい状況ではあったのですが、何とか撃破しました。

 従来シューティングゲームにおいて2人同時プレイと言うのは、自分がどこにいるのかわからなくなるとか、そういう理由であまり好きではなかったのですが、これはアレかな、画面が大きいから、そういうこともないのかな。大迫力と協力プレイの楽しさをダブルで実現させたこの筐体、インパクトだけでなく実際にも効果大のような気がします。

 とりあえず、これでイージーコースは全面クリア。あとは新しい機体を試しつつ、ノーマルコースに挑戦していきたいと思います。
 『ダライアスバースト アナザークロニクル』を久々にやってきました。

 そうしたところバージョンが上がって、『外伝』仕様や『II』仕様の機体も使えるようになっていました。元々クロニクルモードでは使えたそうですが、私はそれどころではなかった(ノーマルモードで手一杯)ので……。

 ま、そうはいってもとりあえず一般的な機体でスタート。

 一生懸命プレイした結果、何とかHUNGRY GLUTTONSに『遭遇』。残機0のなか、まあまあ頑張りましたが、あえなくゲームオーバーとなってしまいました。これが『撃墜』となればよかったんですけどね。


 でも、まあ、ある意味ではここまで来ただけでも十分に楽しめましたからね。とりあえず今日のところは、これでヨシとしましょう。


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「シューティング好きの一般人」キャリアの割には一向に上手にならない、けれどもシューティングが好きな「雰囲気組」。それ以外にも80年代末~90年代のアーケードゲーム全般が好き(パズル、格闘ゲームは苦手)。
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